こんばんわ、アシシです。

今日はBSでACL予選の鹿島vs上海申花戦をテレビ観戦してました。

大迫勇也の全得点に絡む活躍(1ゴール1アシスト)により、鹿島が2-0で快勝したこの結果は、明日のスポーツ新聞のサッカー欄を大いに賑わすことでしょう。さすがにWBCでの韓国敗戦記事に1面を譲ることになるんでしょうが。。

つい2か月前に高校選手権に出ていた選手が、ACLの国際舞台で結果を出したことは、称賛されて然るべきかと。



がしかしですね、僕は大迫の初スタメン起用を敢えてACLに持ってきたオリヴェイラ監督の英断をより激しく讃えたいです。



というのも、やっぱりJリーグとかだと相手DFが、「この、変に騒がれてる青二才の若造を調子乗らせてたまるか」と大迫潰しに躍起になってくると思うんですよ。実際Jリーグ第2節の新潟戦では出場時間15分で、何もさせてもらえなかったわけで。

それに対して、対戦相手が海外チームとかだと、日本での大迫のチヤホヤされ方なんぞ知る由もないんで、そういった先入観がない。

かつ、見た目も動きもなんかモッサリしてるし、背番号も34番とかだし、こいつよりもキレキレのブラジル人FWの方により重きをおいて、チェックした方がよくね?みたいな感じで、上海申花のDF陣も大迫に対して油断してた感は否めないと思います。

実際、前半44分の得点シーンでは、大迫のポストプレーの際、相手のDF6番バルカノフ(元ブルガリア代表らしい)のプレッシャー、ほぼゼロです。完全にマーク遅れてます。

あの位置でのポストプレーで、DFを背負うことなく振り向ければ、そりゃー野沢へのスルーパスもあんなきれいに通りますわ。



ということで、初スタメンで結果を出した大迫の勝負強さも光りますが、それよりも僕は、大迫が最も輝けるであろうタイミングで彼をスタメン起用したオリヴェイラ監督の選手起用方法に称賛を送りたいです(≧∇≦)

将来の日本代表FWとして、彼には大成してほしいので、鹿島さん、これからも大事に育ててやってください。よろしくお願いします。



ちなみに得点シーン以外の大迫のプレーには、至る所に課題が散見されました。

後半20分、左からのダニーロのセンタリングに満男が潰れた後、ドフリーの大迫の元に落ちてきたこぼれ球をボッコシ宇宙開発したのは、頂けません。あれはせめて、枠にいってほしい。。

後半何分だったか忘れましたが、ゴールキーパーからのクリアボールが足もとにひょっこり飛んできた時も、トラップミスしてました。BSの解説者も「準備できてませんでしたね」と辛口評価。

スタミナもまだまだな様子。マルキーニョスが前線で全速力でプレッシャー掛けにいくシーンは結構見受けられたのに、大迫の場合は、相変わらずモッサリしたボールチェイシングに終始。

気迫を全面に出さないタイプと言えばそれまでかもしれませんが、鹿島のイレヴンに混ざると、何か物足りなさを感じます。

ポストプレー時にボールが収まらずに潰されたり、マルキや野沢との連携がうまくいかずボールがタッチラインを割るってシーンも多々見受けられ、特に前半のプレーは硬さが目立ってました。



そんな内容でしっかり結果を出したってのは、やっぱり「何か」を持ってるんでしょうな。

南アフリカの地で、彼のプレーを・・・というのは気が早過ぎますかね?(-∀-;) じゃ、とりあえず2014年のブラジル大会でよろしくお願いします(・∀・)



ブログランキングに参加しています。クリックのご協力をお願い致します m(_ _)m → にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ