社会への大事な1歩。
初出勤。
俺はめっちゃハイーテンションで
人生に2度となさそうなポジティブが溢れてくる
自信の太平洋のような新入社員らしい顔を演じながら
初めての挨拶を先輩達に向って叫んだ。
すると、
事務室の色んな先輩様たちはわざわざ起立、
真冬のコタツのような優しさがかたまっている笑顔の力についた
経歴を感じられる見事なプレゼンテーションが見せてくれた。
まっ、立って笑ってくれたってことね?
確かに社会は今までの環境とは違った。
俺より年下が確実に多かった
今までとは明らかに違って、
かなり太ってて少しハゲてるけど
すっげー仕事出来そうな男性社員の姿にまずびっくり。
俺はこれからスタートなんだから
先輩達を尊敬するべきであり、
せめて俺より12,3年の人生の経験があるはずの
先輩達をけしておっさんだと思ってはいけない。
30、40代だけが持てる余裕と人格、
経験をベースとして発揮出来る彼らの実力を見習うべきであるのだ。
よしっ、前向きになって来た。
頑張ろうぜ。
そうやって先輩達と俺はだんだん仲よくなって来た。
でも、
彼ら、
みんな、
20代、
しかも、
ひとりは、
少しハゲていた彼は、
俺2人前くらいはありそうな
体の彼は
2個下、
俺の方が、
お兄ちゃん、
俺が、
お兄ちゃん、
という訳で、
仕事終わりヒョドンとビールを3本も飲んで帰って
クラクラしてるのに・・・
寒くて耳がちびれそうなのに・・・・
俺は、ナワトビをやるしかなかった訳であるのだ。
おっさんには死んでもなりたくないから。