Liberdanziのブログ

『健康とは健全な肉体に宿る健全な精神のことである』 ホメロス ギリシャの詩人


『常識とは、十八歳までに仕入れたもろもろの先入観のコレクションである。』 アルバート・アインシュタイン

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孤独なお年寄りの万引き

久しぶりの投稿だけどまぁいっか。先月にどっかの新聞の記事で読んだんだけど、近年年寄りの万引きが急上昇しているらしい。30万人以上の65歳以上の年寄りが2007年に万引きをして捕まったらしく、2008年は更に上の数をいったそうだ。それに驚くことに万引きをしてしまったそのお年寄りの約25%もが、経済的な理由というよりも、孤独感や寂しさを克服するが為に万引きをしてしまったという。 その他の理由もやる気の無さやイライラからきているようだ。 又、その内の40%の年寄りが一人暮らしをしており、50%もが友達が一人もいないということだ。 北海道なんかじゃ十代の若者の万引きよりも、65歳以上の年寄りの万引きの方が統計的にみて数が上(2:3)。政府も莫大な金を注ぎこんで刑務所の施設を新たに開設する予定で、これからは刑務所も老人ホーム化を辿るのか。彼らは人生の幕がおりるのを目線に、そこでわずかな孤独感や寂しさを満たされることができるのか又は幸福になれるのか。

昔は年寄りといえば、何か人生の達人というか賢人というか何か尊敬やモラルに値するものがいつもそれを取り囲んでいた。 とくに日本は昔中国からの儒教の影響でいまだ年上を尊敬しなければならないといる文化風習があるが、十代の小僧が万引をしたとなれば、まあ若いし単なるゲーム感覚でやったんだろとケツでもひっぱたいて、二度としないと誓ってくれればまあ許せるが、いい年した年寄りが万引きとなると許す許さないよりも、さすがに情けないというか、みっともないといる感情が湧いてくるのがほとんどではないだろうか。

テレビやメディアのアイドル・タレントや漫画の登場人物が、今なにか人生憧れ・尊敬の的になっているが、爺さん婆さんから学ぶことも沢山あるはずだ。 今高齢化社会を向かえ、社会に対するお年寄りの影響力というものも少なくともないにかかわらず、せめて経済力云々よりも気品のある道徳観を備えたお年寄りをなによりも尊重したいものだ。

「本を読む本」 モーティマー・J. アドラー (著), C.V. ドーレン (著)

お久しぶりです。 いろいろいそがしかったので、休んでいました。
でも、これからちょくちょく暇があればがんばって書いていこうと思います。


さて、新年最初のブログということで、何にしようかと迷った末、またお薦め本の紹介をしようと思います。 この「本を読む本」 米国哲学者のモーティマー・J. アドラー教授が書き1940年に初版が出版されて、その後1972年にライター&エディターとC.V. ドーレンさんとの共筆で改訂版があらたに出版されました。 アドラー教授は、30年以上前からもうすでに教育にたいして、メディアの悪影響を指摘しており、それによって子供達や大人達までもが情報をただ九官鳥のように繰り返しリピートするだけだと指摘しています。 というのは、たとえばテレビなどで扱う(現在はインターネットも)情報があまりにも、現実的にありそのままに伝えており、それを受け取る視聴者が考えたり想像したりすることをなくしてしまったということです。


この本では、いかに読者が本という物に対して向き合い、その著者のアイデアを確実に読み取り、最終的に自分なりの論点を完成させ構築していくかが、一歩一歩わかりやすく説明されています。 特にノンフィクション向けの本には確実に効果を出せると思います。 本の読む必要性のある高校生、大学生など又は社会人一般の方にも最適だと思います。

「時が滲む朝」楊逸

第139回芥川賞を受賞した楊逸(ヤン イー)さんの作品「時が滲む朝」を読んでみた。 新鮮でテンポのよい作品で、 中国人大学生、梁浩遠と謝志強が中国への愛国心持ち、民主化にしようという夢を追い続けます。 中国語を母国語とする筆者ならではの、率直な言葉の表現の試みがユニークで本を閉じる事ができなかった。 日本での設定もあり、角がなく滑らかで、澄んで透き通った後味を残してくれた小説でした。 特に在日中国人に偏見をもっている方々には是非、手にとって頂きたい作品です。


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