うまくいかない時、必死に軌道修正しようとするか、諦めてしまうと思う。

成功するための本や情報は相当数出回っていて、そこからヒントを得た人も多いだろう。

単純に読んでいて、勇気が湧いたり、行動に移せる時もある。


しかし、そこから身についたものはごくわずか。

周りの人を見ていてもその程度しか受け取っていない様子です。


もっとも優位な事象として、わたしが推薦するのが

「自分の感覚を信じる」ということ。


なにかおかしい。

これは行ける!

とどんなものでも感覚を持って捉えているはず。

しかしその感覚に自身を失くしてはいないだろうか。


答えはひとつという指導の中育ってきた日本人には、「正解が無限にある」ということが実感しにくいのかもしれないが、世界を見渡すと答えがひとつしかないというのがむしろ不自然だったりする。


いわゆる「正しい答え」を導き出すためには、自分の感覚を否定しなければならないことが起こり、そこが多く続くと、自身を喪失してしまう。

だがそれが危険ということを知らなければなりません。


自身を喪失した人間には、もっともらしいことを言ってコントロールするのは簡単になってしまいます。

だから知らず知らずの間に、弱者として位置づけられてしまう。


そしてもうひとつ。

感覚に意識を向けなくなると、その感覚そのものが衰えてしまうということ。


本来わたしたちは誰もがスーパーマンになる素質を持っているにも関わらず。

自らその感覚を封じ込めているのです。


そうかも!

と思ったあなた。

その感覚を取り戻すのは以外にも簡単です。


カウンセリングの現場でもよく使われることですが、内なる自分と対話してみることです。

内なる自分?その時点でようわからんあなたは。


独り言を言ってみましょう。

その独り言に対して、つっこむなり、真面目に返答してあげるなりしてみましょう。


そうすると自分という像がかなりはっきりと見えてくるはずです。

その像は何者にも染まっていないあなた自身です。

そのあなたは、全てをわかっていて、自身に満ち溢れています。


あなたが何かで成功をしたいと考えるのであれば、誰でもないあなたオンリーの感覚で突き進むべきです。


ひとつ誤解を招かないように言いますと、自分のわがままを突き通せという意味ではありません。本来すべての人の心に善良があるので、自分本位の考えというのは、人間の素質に反しているので、どこか本来の自分から顔を背けている段階です。


どうせ自分にしかわからなので、洗いざらい吐き出してみましょう。