リベラルファームのブログ

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植物の事を中心に日常の出来事、趣味の事を書きます。

 N,rafflesiana Ito No6

 

N,rafflesiana brunei x rafflesiana 【アッパー色付き 】

伊藤氏からは過去に何度かラフレシアナのシブクロスの種を頂いています。

現在No5とNo6を販売中です。

 

今回のN,rafflesiana brunei x rafflesianaはNo6となります。

斑点の模様が鮮やかで丸みを帯びた物が多いように思います。

現在のサイズでこれくらいの様子であれば将来はさらに魅力を増した姿になると思います。

「魅力を増した姿」って何?

個人的な好みによるところが多いかもしれませんが

「斑点がくっきりしていて丸みが強い」ってことかな?

斑点が全くないニベアと呼ばれる物もあって

それはそれで綺麗なものです。

さらに長さがあってとても大きくなる種類もあるので

好みはそれぞれですね。

 

鉢のサイズは2.5号です。

向こう1年ほどを目安にミズゴケで鉢増しすることをお勧めします。

 

ラベル色で指定できますので好みの物を選んでください。

どれを選んでも世界中でオンリーワンです。

 

雑学

間違っていたらすみませんが、

日本に初めて持ち込まれたウツボカズラがラフレシアナだと聞いたように思います。

その時の日本人が見た目の印象で

靫蔓 (うつぼかずら)

靭って何?
弓矢の矢を入れて腰に吊るす袋だそうです。
その容器の模様に似ていた、似て見えた事から
「うつぼかずら」と呼ばれたそうな。
 
多分、魚の「ウツボ」もこんなことからつけられた名前と思いますが、
「知らんけど!」
 

 

 

楽天市場ワンダープランツ

 

 

 

 

 

N, veitchii bareo × bario stripe
リベラルファームオリジナル交配(2019年)

度々登場しますが気になる個体が現れたので

 

開いて3日目ぐらいかな?

まだまだマックスのサイズではないので何とも言えませんが、

すごく襟が丸くていい感じです。

母親となるバレオが襟の反りけりが少ないのでその性質が強ければさらに良いが、

今後が楽しみ!

 

3/20紹介のN,veitchii (bareo x bario-stripe)

に挿し木苗を2株追加しました。

既に十分な発根があるので1年以内に植え替えてください。

 

 

 

 

 

 

 

商品ではありませんが

N,truncata lowland

35cmぐらいかな

家ではこれくらいが最高値

でっかいネペンが大好き!

 

 

 

N,veitchii (bareo x bario-stripe)

2019年当方にて交配

3/20の様子

いかにもビーチという雰囲気になってきました。

新しいピッチャーが出来るたびに襟も大きく綺麗になっています。

 

次は商品ではないのですが

いいサイズの物が出来たので紹介します。

N,smatrana x boschiana(優良個体)xclipeata konan

2017年中川氏交配

スマトラーナは強く感じませんが襟に見えるかな

全体的にはクリペアタの印象が強い

ピッチャーの表面には極短い毛があってなんだかしっとりした温かい質感です。

この触感はサラワクのフスカで感じたかな

この子の兄弟株を少量小さいうちに販売したような気がしますが、

いや、一株しか育たなかったかな?

忘れた!

年ですねぇ。

もしどなたかお持ちでしたら見せてくださいな。

 

 

 

 

 

 

2024年辰年

今年は正月かびっくり仰天のニュースの連発でしたね。

日々色々な事件や事故、災害がある中

早や2か月と半分終わってしまいました。

元旦の震災に遭われた方まだまだ大変だと思いますが頑張ってください。

 

やはり今年は予報通り暖冬傾向で終わりました。

まだ寒さを感じる日はありますがもう春です。

庭に植えたチュウリップの蕾が大分大きくなりました。

また、サラセニアにも花芽が見え始めました。

植物は気温や日照の長短をしっかり感じて表面には見えない部分で確実に目覚めています。

ハエトリソウやサラセニアは表面には見えなくても地下部では新しい発根が始まっています。

 

さて今日はネペンテス ノボリリュウの紹介です。

Nepenthes Noboriryu
Barmy-Koto(thorelii x maxima) X khasiana

勇ましくどんどん蔓が伸びる姿から名付けたのでしょう。

ネペンテスの中で最も丈夫なグループの中心的は存在です。

夏の高温、強い光線にも耐えるし、冬の低温、低湿度にも耐えます。

丈夫なネペンテスと言われるものも基本的に温室で育っていますので

今の季節購入後ただちに24時間外では無理があります。

どの植物もそうですが「栽培環境に応じた姿」、形になっています。

いわゆる「温室育ち」で葉組織などが柔らかいのです。

徐々に慣らしていけば「栽培環境に応じた姿」になってきますので

5月頃までは夜間には室内や玄関に取り込む努力はしてください。

そうやって夏を外で過ごした株は秋が深まって寒さが来ても

5度ぐらいの朝方の気温にも耐えるようになります。

 

ノボリリュウと同程度に強いものとしては

ファシールコトエマーレンがお勧めです。

 

 

ノボリリュウ

長いピッチャーが印象的です。

 

 

木姿のイメージがノボリリュウ

勢いよく伸びます。

 

ワンダープランツ

 

N,campanulata x chaniana

立派な3本の茎が育っています。

下に4本目の小さな芽もあります。

今月この大きな鉢に鉢増ししたばかりなので

しばらくはこのまま栽培してください。

5月中旬ぐらいから10月中旬ぐらいまで外で栽培出来ます。

強い光線にも強いですが真夏の真上からの直射は避けてください。

外に出すまでは温かい室内または温室で育ててください。

ネペンテスは乾いた空気は好まないので霧吹きで

シュッ、シュッ!として

ポリ袋などをすっぷりかぶせて置くのが効果的です。

日本の夏に近い環境を作ってあげるととても喜んで成長します。

 

 

ワンダープランツ

 

N,veitchii系hybrid x boschiana inokuma 2018

 

母親がラベル落ちとなっていますがビーチの系統で間違いないようです。

とても綺麗な襟が印象的です。

 

とても丈夫でスムーズな成長が見込めます。

水苔で鉢増ししてありますのでこのまま数年栽培してください。

全体的にボッシアナのイメージが強いようですが

襟にはしっかりビーチを感じます。

 

rakutenワンダープランツ