裁判官と歴史家 | Libentina

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自由に生きたいわたしの現実

裁判官と歴史家 (ちくま学芸文庫)/筑摩書房
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不条理だな
この世はいつも!

歴史家たちはほとんどもっぱら

政治的および軍事的な出来事に関わってきた。つまり個人ではなくて、国家に関わってきたのであった。そして、個人とは違って、刑事的に訴追することはできないのであった。155

架空の伝記と「真正なる記録」とを混ぜ合わせることによって、証言がわずかしか残っていない、対象(農夫、魔女)が普通一般に受け入れられている基準からすれば取るに足らない存在である、ふさわしい文体モデルが存在しない、という三重の障害をひと飛びで乗り越えることができたのである。157

 

M.Mausse

 集団の意識をそれの物質的かつ具体的な基本から」切り離そうとする傾向を排斥して、「集合表象というものがどんなに重要な要素をなしており、あるいはまたとせんなに支配的な要素をなしていようとも、社会の内部にはそ以外のものも存在しているのである」『社会学と人類学2』有地亨ほか訳