とうとう、元オフィスが6月1日から解体が始まる。
日本って変な国だなぁ、と思う。
欧米では、かなり傷んだ家も購入者がみずから、大掛かりに改装したりして住んでいる例が多く、映画「ゴースト」の中でも、若い二人がボロ家をホコリまみれになりながら・・・はよく覚えている。
お世話になってる不動産屋の社長も
中を見ても、設計図を見ても、
勿体ないなぁ、と何度も口にしていた。
何百万円もかけて、問題の無い建物を壊し、更地にしないと売れないのは全国的な傾向で、
今、住んでいる家も売る場合は同じ事になるんだって。
庭の育った木たちを可哀想に思う。
とはいっても、それが常套なら仕方がない…。
今日は
裕さんが時間を作ってくれて、先ず、
ママの墓参に行く。
今年は親不孝な事に、はじめてであり「親は子にバチを当てることは無い」
とは言われた事があるけど、
自分でバチが当たったのではないかと思う位に厭な事が続いて、
故人に祈る時に願い事はしてはいけないそうだけど、勿論それは守りたく、今日は、守ってくれた感謝を伝えにいく感じかな。
その後に、旧オフィスに別れを告げに行き、大切にすべきものを残していないかを確認する。
「何物にも命がある」と私は思っていて
スピリチュアルとは言えない、私の生きてきた時間の中と、ママの影響で培った考え方かもしれない。
オフィスにも感謝を伝えないままだったら、取り返しがつかない。
時間が限られている。
今日は名古屋は夕方に雨になるらしく、外にゃんのゴハンに間に合う様に帰宅したい。
既に暑く、
ママが購入した墓地の平和公園は戦後に大規模な復興.区画整理事業で市内279の寺の墓所を1箇所にまとめて移転して作られた。
園内に2300本余りの各種サクラが植えられ、東山動植物園のごく近くで、季節には花見客で賑わう。
普段の休日にも多くの家族つれがひろい園内てピクニックを楽しむ。
動物園のコアラの為のユーカリも、確か、ここで栽培している。
きっと 暑いぞ! 髪をまとめなくては