ママは岐阜県の揖斐(いび)という土地で生まれた。
祖母は、揖斐川上流の揖斐は揖斐でも東津汲の出で、ママはもっと下った町の揖斐川町で生まれた。
私が子供の頃は夏休み中、東津汲の田舎に預けられた事が確か2度あり、
ママが迎えに来て大垣に帰る時に、親類から榧の実や色々を土産に持たされるが、その中に、お茶が有った。
村の家々は、それぞれ、お茶畑を持っているみたいで、自家製のお茶に仕上げる。
多分2年位前に、長くお茶を買い続けたJR高島屋内のお茶屋さんが、高島屋の改装で撤退せざるを得なく、その店の京都の本店から取り寄せをしていたけれど、連絡が取れなくなり暫くして倒産を知った。
高島屋から撤退が、原因かも…。
以来、決まった店での購入が無くなり不自由していたけれど、
何気に「ウドちゃん」という芸人さんが、大垣の近くを番組で訪れているのを見ていたら、家族で営む製茶と販売の店が出て、
揖斐茶を扱っているのが判り、早速、何種類かの中に揖斐茶を入れてもらい、
100g入りを、一通り送ってもらったら、6本の包みが届いた。
ひろさんはお抹茶は頂くけど、常日頃に煎茶を飲まず茉莉花茶だけ。
日本茶は、お供えにするだけで一煎しか使わなくて申し訳無いけれど、同居人も呑むのはビールと日本酒と水だけ。
でもママは無類のお茶好きで、あまり、いい加減なのを供えたくないし、
揖斐茶なら、故郷のお茶だし、喜んでくれるのではないかと思う。
茶筒の中が空になったら、揖斐茶をいれる。
早く無くなって欲しいナ。