ミモザという花を、花の香りと、その色を邪魔しないように作る砂糖漬けが有ります。
なかなか思う様には出来ず、粉砂糖が微かに刷かれた様に出来上がれば、最高の出来ですが、プロでも上手に出来る方は稀です。
ミモザは黄色だけれど、山村さんのフォトの可憐な小さな花と、グリーンの上に刷毛で刷いたように白い粉砂糖がかかっている。
スポンジケーキの全面をホイップクリームで覆うように塗り、
真っ白にナッペ(という)されたケーキに白い粉雪かかった様な、グリーンをピンセットで丁寧に配したら、何と!美しいデコレーションになりました。 目に浮かびます。
徳永英明さんの楽曲に「透徹の空」があり、私は、早く他界した私の父ともなってくれたママを、そこに見ます。
そうか…、透徹は空だけのイメージだったけれど、
透徹な空間の空気で濾過されたら、究極に透明度の高い浄化された「それ」を胸いっぱいに吸ってみたいですね。
とても気持が良さそうです。