石垣島と関係のある小説だったのですね。
「謝源」は思い付きが始まりで、5年もかけて征服した国が地図の上に於いては、余りに小国であってガッカリ。
自らを恥じる程に失意。
という事でしょうが、その鬱憤が余りに烈しく罪の無い者まで…!!!
聴きもらしたかも知れないけれど、かなり短気でキレ易いのは、年若いのかな?
なかなか、女性の身としては理解できなくて…。
小舟で逃げる様に去ってから、どんな風に生きたかの方に興味がわきます。
何かを失ってから得る強さの方が、粘り強くなったり、考えに柔軟性が加わると思うから。
でも、これは史実ではなく、太宰が生み出した男だから、そうもいかないか?
長編にしたら謝源さんも、もっと立派になれたかも…、なんてね(笑)
太宰が命を絶たなければ15歳位で、これ程のものが書けたのだから、天寿全うしたなら、更に更に良い作品が多く残されたでしょうね。
ステキな朗読、楽しませて戴きました。
ありがとうございます。
楽天でシーサーの小物を3点、弟の為に買いましたよ。