熊と人は互いの生息地への越境を止めるのは可能なのに!!! | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

少し前、多分2〜3週間まえか?

軽井沢の「ベア・ドッグ」をTVで見た。

人の生活圏に近づいた熊を、山深くに追い返すのが彼らの役目で、彼らとは目的に合わせて教育した犬である。

人を襲い、家畜を襲い、

その熊を人は獰猛とし、多くは殺されるが、熊だけが悪いのだろうか?


川岸を、これが熊かと驚く程に痩せた姿。

近づいて見たなら、あばら骨がういているに違いない。

自宅の庭に来た熊が何も得られず森に帰ろうとする姿が痩せ衰えて、余りに気の毒で、家に有ったフカシ芋を投げてやった主婦もいた。


今は知りたい事柄の多くはPCやスマホでも調べられる。

試しに調べると、山里の方の多くが山菜取りに山にはいり、くま笹の竹ノコ他を摘んで来る事が多く、私も山菜採りをする方から茹でて干して備蓄し、年間を通して楽しんでいる、という方から戴いた事がある。

熊笹と呼ぶくらい山に多く自生するけれど、調べると、これは熊にとり大切な食料であった。

冬眠する熊にとっては特に消化器官を整えるのに大切な物である。

また、熊は其の他に

イタドリや山蕗、どんぐりほか、山に自生する多くの、植物を食べる動物で、種類は多岐にわたる草食動物に近い。

通常であれば、鹿などに出会っても捕食をしない。

肉食ではないのである。




人は熊の生息地を狭め、更には熊の食べ物までをも奪っているのではのか、今、一度思い返して欲しい。

よく、鮭を捕らえる熊を模した木彫りを見るが、それも山での食べ物の不足の時の行動であり、不幸な事に今年はその、鮭の遡上が50年に1度くらいに少ないそうだ。


熊と人が共存する道を探る、とは言葉だけで、結局は、ただ「殺す」

の今の状態を止められる道はあるのではないか?

人が熊の生息地に越境するのをやめる事は重要だと思う。

「ベア・ドッグ」を各地で育成し、

熊を人の生息地から、山に追い返す。

ベアドッグの育成に費用は、かかるだろうが、大量に必要な訳ではないだろうし、 私は、可能な事だと思えるのですが皆さんはどう思われますか?

山菜採りを止めても人は食べていけると思いますが?


こんなにも、熊にとり山菜は必要な物なのに、人間がまた、それを取りに山に越境します。





なぜ、この方面の学者、知識人は、この事を広く知らせようとしないのか、

両者が共存できる大切な情報なのに。