実は結局、眠るどころじゃなかった。
ターチャは、ミニチュアダックスの
ウイン君と6年位、一緒にいたからトイレも、お兄ちゃんのマネで未だにペットシーツを使う。
それで尿の異常に気付き、受診時に見せる為に持参もした。
診察時、獣医師はより尿の状態を知りたく、尿を出させる為に診察台の上で3回か4回、大きな片手で下腹部を強く掴み握ったまま10秒位か離さない。
膀胱に圧を加えて、尿を絞ろうとしてるのだ。
ターチャの悲鳴は、今まで
他のワンやニャンの診察で聞いた事の無い…、
いや、ターボ君が胸水が溜まって、なくなる数日前に、シリンジに付けた長い注射針を麻酔も無しに胸に穿刺されて水を抜く時。
私は待合室で断末魔のようなターボのあの声は忘れられないけど、それに似ていた。
この方法が普通なのか疑問に思い調べたら、膀胱破裂の可能性が有る事と、膀胱内の尿が腎臓に逆流して、
腎臓に、障害を起こし新たな病気になり得る、と二つの問題がわかった。
いま、ターチャは階下の自分のハウスで寝ていて、外ニャンの食事補充に降りた際に、ターチャとターチャのトイレを見て来たけれど、
今のところ大丈夫なのは運だけかも知らない。
この後に何も起こらない様に願うばかりです。
もう一つ、問題がある。
他の腎機能障害ほかが解る様に採血を依頼したら、シリンジを付けてない注射針をターチャの鼠径部あたりの血管を探して刺して、流れ出る血液を受ける様に細い試験管を当てている。
ターチャは力が、強く家人と私と獣医師の助手を務める女性。
ターチャは痛くて暴れ、医師は上手く血液が取れなく2回も刺してダメで、
「今日は、止めときましょう。次回に採血が必要そうなら、軽く麻酔をして取りましょう」と医師。
麻酔は厭だ。増して採血の為に麻酔?!
ウイン君が白内障で物が見えずに当たりながら歩くのを見て、
それが可哀想なのと、
もう一度、共に散歩しながら、いろいろな物を一緒に見せたかった。
だから、白内障の手術をしてくれる病院が有るから、見える様にしてやりたい、と提案したが、
家人も裕さんも、麻酔が覚めずに命を失くす場合が有るじゃないか、と反対され、
遅れて私も、それに納得した。
ターチャの採血は、
来年、4月27日が誕生日だから、
勿論はじめてじゃない。
ずっと一人で、調べたり考えたりして、
今日、受診した病院は、ターチャと合わないと結論した。
今日、12日間は効くという抗生剤の注射をしたけど、再度、血尿が出るなら受診するように言われたが、
不審が消えず、納得出来ない為に、その場合は他院に行くつもり。
ターチャには痛い思いをさせてしまい申し訳なく、明日は沢山撫で撫でして謝る。