「きのう何食べた」のドラマのなかで、パートナーのお母様に会いたいって言われて、シロウさんが考え倦ねて決めた店がこの鰻のコース料理を食べさせる料理屋。
庭の景色が美しく店内のしつらえも上品で、若干、値もはるらしい。
鰻は私は食べられない。
ママも揖斐での子供の頃に、鰻屋で捌いた物を持ち帰るように言いつけられ、生命力の強い鰻が切り身になっても動くのを見てから、食べられず
子供の頃から私にも、食べさせる事はなかった。
名古屋人は鰻を好む。
同居人も同様で鰻屋には裕さんと行く。
裕さんは瀬戸市の生まれで瀬戸は窯元が多く、窯の火入れをすると昔は夜通し窯から離れず、体力の消耗が激しい為に職人に鰻は好まれ、今も鰻屋は多い。
馴染み深い為、裕さんも鰻は好き。
名古屋の鰻の蒲焼は「蒸し」で脂を落とす工程は無い。
白焼きも同様だ。
食べられたなら、きっと大好きな味に違いないのは想像できる。
しかし
「伊豆栄・梅川亭、美しい庭を持つ老舗の感じ。
高級とは言っても、京都の料理屋やフランス料理の高級店に比較すると、そんなに高いとは思えず、浅草のどじょうの駒形等と共に、江戸から続く味、
食いしん坊なのに味わえないのは、悔しいなぁ。