
私の若さ故のワガママや、世間知らずで離婚した元夫は自衛隊員でした。
ママが気に入った人で、彼には何の落ち度も無いのに、優しすぎる、何でも私の言いなりになる、が、つまらなくて、無理やり別れましたが…。
災害派遣で、鉄砲水、山崩れの小原村という所に行き、どの位の日数だったかは、忘れましたが、くたびれ果てて、帰宅したのを覚えています。
仕事の事を話す人ではありませんが、少しだけ漏らした言葉で、
体力だけではなく、精神面もキツイと感じました。
まず、行方不明者を探すのは当然ですが、二次災害もあり得るわけで、民間人では足を踏み入れる事も叶わない荒れ果てた場所にはいる。
命がけです。
作業中に、手を休めるだけでも被災者の家族は、露骨に責める様に睨み、或いは、早く作業しろと催促します。
途中で、座る事は叶わず、お茶を飲んだり口を潤す事も難儀だと言っていました。
私だって、自分の親や兄弟が生き埋めになったら、道具が無いなら素手ででも土をかきます。だから責める目も解るけど、ただ、隊員はロボットではなく、人間なのです。
疲れもするし、腰も痛くなる。
水に浸かる様な場所なら寒くもなる。
コメントを記した方の言葉の様に、通常よりも体力の消耗が激しいから、もち米で作った強飯を食べると理解して欲しかったな。
理解出来なくとも、理由わからず罵倒
は酷い。わざわざ赤飯にする事は無かろう、と、もし言われるなら、わざわざ、白い強飯にするのもおかしい。
自衛隊の赤飯は、廃止されてしまった。
そして、現在の災害派遣時の食事は、ホロを被せた薄暗いトラックの中、しかも、目立たない様に会話も無く隠れて食べているのが現状だそうです。
まるで、悪い事をしているかの様に。
★これは自衛隊ではなく、消防隊員のニュースですが、
レスキューの為のスキューバダイビング訓練で一人、今日、意識不明になっています。
コメント欄に投稿した人も、同じ訓練で、危うく死にそうになったそうです。
彼らも、また、命がけです。
そして、それは人を助ける為に。