”蜜柑 芥川龍之介” | おひろのブログ・libe

おひろのブログ・libe

思い付くままに…

とても好きな作品で、ノリスケさんの朗読では初めてですが、過去に何度か読んでいます。

私は長女で、弟が二人います。
下の弟が他界してからは、初めての久しぶりの芥川龍之介の「蜜柑」です。

蜜柑を投げた、この女の子は、まるで私みたいです。
寄宿制の看護学校に入った為、早くに弟たちとは離れ、上の弟とは10才、下の弟とは13才離れていて、
年の近い兄弟をもつのとは、少し感覚が違うかもしれません。

資格を取り、給与を貰う様になってからは、実家に帰る時に、彼らにミヤゲを買い、渡す時に喜ぶ姿を見るのが楽しみでした。

その頃を思いだし、ママの傍にいった弟を思うと、落ち着かせたつもりの胸が、また・・

でも、聴けてよかった。
金曜日は彼の誕生日です。