映画・水上勉「土を喰らう」・良かった. | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

原作の文庫本は愛読書でしたが、失くしました。

アマゾンで700円弱で販売があります。




映画の制作が公表された時から楽しみでしたが、コロナウイルスを警戒して観られず、レンタルで今日、観ました。


沢田研二の演技し過ぎない、自然体にみえたのも良かったし、多くは無いけれど、慣れた手付きでも丁寧に作り上げる料理のそれぞれは、素朴ながら美味しそうです。


亡き妻の弟夫婦が登場しますが不快極まりない人物たちで、現実に似た人間が私の近くにもいて、苦しめられたことがあり、他処にもこういう人間は存在すると教えられた様で、わたしには慰めになりました。


後半は死生観についての、考え、言葉が多く、そんな中でも毎日、米を研いだり、漬物を漬けたりと日常の食風景は続き、それが縦糸であれぱ、日々頭を過る思考がシャトルに巻いた横糸を通すようで・・・

話題になった、ネギの根をキレイに洗って揚げ物にするシーンは無かったです。


私が読んで気に入り、ママにも買って、ママもとても良いっていたから、この映画をみせたかったなぁ。


文庫、もう1度、買います。

ママの読んだ文章がそのまま読める。