新美南吉は、私の住む愛知県の方であり早世され、作品は少ないですが愛する方は多いです。
私は代表作の「ごん狐」をよんで、不条理に命を奪われる狐が可哀想で、頭に残り、
他の作品もネガティブな内容が多いかと危惧し(メンタル弱いので)避けていました。
勇気をもって聞きましたが、カブトムシが逃げれてホッは馬鹿ですね。
後半、遊び相手をことごとく失い、
小さい太郎の悲しみは、空の様に、広く深く、うつろに広がりました。
ある悲しみは、泣く事ができる。
泣いて消す事ができる。
しかし、ある悲しみは、、泣く事が出来ません。
泣いたって、どうしたって、消す事ができないのです。
この部分は、大きくなって大人になっても、全く同じだと考えます。
♥極、短いお話の中に、大切な言葉を織り込んでいただき
胸にのこりました。
ありがとうございます。