ターボ君はまだ幼さの残る顔をしていたよ。
私が「チビタ」と呼んでた茶と黒の混じる長毛で目も見えない程の外にゃんが毎日、庭に来て灯油3本入る容器で作ったニャンコ寝床の上で昼寝している事が多かった。
中に入りたそうにしているから、うちのコにしようと家人に言ったら
「戸を開けてやって、自分から入ってきたら、そうしても良い」
と言い、ガラス引き戸を30cm弱開けチビタが片前脚を入れた瞬間に、まりちゃんが凄い勢いで威嚇しながら飛びつこうとし、チビタは逃げた。
私は家人に怒りを感じ・・・
次の日からも来たけど入るのは諦めたみたいで…。
程なく、2001年6月6日、チビタがまんまるメメのまだ幼さ残るサバトラのニャンを連れて来た。
チビタに置いていかれたコを、車が好きな私がターボと名前を付けてうちのコにした。
チビタは来なくなり、何日かして、うちから近い所で交通事故で亡くなったのを近くの方に聞いた。
清掃局の車が…が余りに悲しい。
今、記していても涙が止まらない。
チビタに、謝りきれない。
ターボは順序つけてはいけないと解っていても、1番かわいい。
来てから13年半しか生きなかったけど甘えもオネダリも全てが可愛かった。
あの時、チビタが中に入ったら出会えなかったけど、
チビタの絡んだ毛を梳いてあげたかったな。美味しい物たべさせたかった。
フォトすら残ってない。
私は、本当に「アカンやつ」や。