”みずいろの雨”雨雨にもいろいろあるね。考えたけれど、私にとり、生涯、忘れない好きな雨、初めて庭で咲いた朴の木の開花を目にした時に、芳しい香りをも共に、私の頭の上から、ふうわりと振りかかってくれた雨。思い切り息を吸ったよ、深呼吸で。そして、今、嬉しく思い出した。ウインと午後から夕方の散歩。途中で雨が降り出すと、ウインを濡らしたくないから、抱いて走って帰ろうとするけど、晩年のウインは7.4キロ位有ったから、走れず、途中から諦めて、歩いてかえったよね、ウイン。あの時の重さ、感じたい。