”みかん色の夕陽” | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

みかん色の夕陽、ステキなタイトル。

みかんは昔から馴染み深いから、言葉の音だけでノスタルジアを感じる。

みかん、ママがみかんが大好きで、
手の平がみかん色になる程食べていた。
 
芥川龍之介の作品の「みかん」がすき。どこかに奉公に行く女の子が列車の「私」の前で何かを堪える様に無言で座って、或る所に差し掛かった時に窓を引き上げ、外の風景に見える弟たちの方に向け、持っていたみかんの包みを一気に投げるんだよね。
何度も読んだけれど、私に弟がいて、
その女の子の気持ち、
言葉にしなくても、よく判る。
この投稿をよんだら
また、文ちゃんが泣くな、きっと。
お姉ちゃんは、半分位は母親みたい。
ごめんね。