Win君の祥月命日は、ポーチ側の雨戸を外が暗くなる遅くまで開けていたの。
ホットカーペット上で香箱座りをして、外のポーチ辺りを見ていたターチャちゃま.突然に立ち上がりガラスを引っ掻くので「何事・・?」と近くまで見に行った。
庭には侵入者が有った時に防犯用の点滅ライトがあり、猫の体温も感知し点滅。
ガラス窓の外に.Win君の出入りが楽になる様に、コンクリートブロックを倒して2段にして数列並べていた上に、白黒外ニャンが座り、ターチャちゃまと顔を見合わせている。
近づいたら、白黒外二ャンが私と目が合い暫し動かず凝視していた。
そしてプイッと顔をそむける様にして 暗い隣家との間にある幅1m程の隙間道に入って行った。
私は、と言えば、まるでウワキを見つかった性悪女って、こんな?
みたいなバツの悪さであり、そのうえ、涙がホロホロ流れ出し、なんやねん!これ!?的な気分になり……。
そうした翌日に当たる、昨日の日中の2回あるはずの白黒外ニャンの訪問はなかった。
ガラス越しに目が合った日の何時間もまえの午後は、初めて、短いススキの穂の様な猫じゃらしで試しに遊んであげたら、思ったより、すぐに遊び出して・・・
騙した気は何も無いけど、ナンカ
罪悪感が。
特に、最近は来ても余り食べなく、他所で良いもの貰っているのか、容器にフードを入れる私の手の甲に前足を載せたりし、フードは舐める程度。
だからといって、触らせてもくれないのは相変わらず。
私に近寄りたく家の中にも入りたい様子でも、触らせてもくれないし、近づくのも容易じゃなく、ふうっ!
どうして良いか解らない。