ラッキー君もこんなだったら良かった。
もう、雲の上にある
虹の橋のたもとで私を待つマルチーズのラッキー君は三越のペット・ショップで一人しかいない店長に新聞紙を丸めたので叩かれ、他のコが貰えるオヤツを貰えないのを目撃した。
新たに引き取るのは無理かと迷ったが、一週間がまんして、再度、店を訪れて観察すると、また同じ事を目にした。
救助するかの様に買い取り、我が家に来てからも、新聞紙を持っただけで震えて尿失禁をした。
それは10数年も、逝くまで続いた。
随分と前の事でも、私は忘れない。
可愛かったよ、ラッキー君は。
そんな事される謂れはないのに、何故?と。 私は忘れない!!!