ごめんなさい。
笑っちゃいけない。
片付けが大変だったと判るから。
私の所はワンコの体験しかなかったのに、我が家にロックオンして執拗に入り込もうとした、「さやか」姐御ニャンが見事に成功した。
以来、受け継ぐニャンが続き、合わせて今、ニャンの5番目がターチャちゃまだけど、ノホホンとしていて、ライバル、もとい遊び相手は私だけだから、可哀想のイタリである。イタズラも大した事はない。
さやか様は凄かった。
1階のチュールのカーテンも部屋が暗く出来る位に厚みある二重カーテンも駄目にした。
1階和室の押入れに、二箇所の穴を空けて出入りしていたのを帰宅して見た時は呆れた。
同室の障子を破るだけでは気が済まず桟まで折ってしまった。今はない。
リビングとの間は襖だったけど、当然、破って通り抜け出来る様にした。
ガラス窓のクレッセントキーのロックを自分で解除→キーを手前に倒して外す→ガラス窓を開ける→網戸は軽いから開けられるはずなのに、わざわざアルミサッシの窓枠からひきずりだして大きな穴を空けて外出する。(当然あとから来たニャン☓3もお出かけする)
玄関周囲の壁も爪で引っ搔いて端が出來たら口で、咥えて引き剥がす様子みた。
リビングのドアノブにぶら下がり、体を振って開け二階にも上がる。
他にも多々あるけど、おかげでリフォームするハメになり玄関周辺に腰板を張り、和室の畳を外してフローリングにして、襖の有った場所は板戸にしたけど昔ながらの重い板戸じゃないから、引っ掛かりを見つけると木材の薄い部分を剥がす。
今は和室に網戸を取り付けなおしたけど、誰か部屋に居ない限り怖くて開けない。カーテンも無い。
革張りソファーや、お気に入りだった厚みの有るテーブルやら傷だらけ。
ソファーは一部、破れていても家人が買い替えるのを嫌がる。
あんなに思い出に固執するとは知らなかった。特にウインに。
相手しなくても可愛かったんだね。