岐阜大仏(正法寺)の見どころは?御朱印や入館料など徹底紹介! | TravelNote[トラベルノート] https://travel-noted.jp/posts/13073
チョット、故郷自慢。
私が17まで暮らした大垣市は岐阜県です。
日本三大大仏は
奈良の大仏様、鎌倉の大仏様、そして上記の岐阜大仏様ですが、御存知の方は少いかと思います。
岐阜城のある金華山ふもと辺りの目立たない場所の黄檗宗・正法寺におわします。
付近は観光地化していないため知る人は少なくとも地元の方や識る方には愛されています。
私は三度、一度は長良川鵜飼見物でママと上の弟夫婦の四人で訪れ、思い出でもあります。
結構、大きく13.7mの高さがあり、
奈良の大仏様より30cm程、低いけれど、
鎌倉の大仏様よりは2m以上の高さが有ります。
180年前に建立していますが38年もの製作期間。
建立以降、大戦や災害に一度も合わずに済みました。
奈良の大仏様は銅や鉄、錫、水銀等で作られ、
鎌倉の大仏様は青銅で作られているそうです。
ここからが岐阜大仏の特徴で、実に特殊な製法です。
大イチョウの木を柱に、竹を主に木と組み合わせながら形を作り、麻布を張り、漆を塗り…を繰り返し厚みを出してあります。
この手法に金箔等を施した、籠の大仏さまともよばれ、中は、ほぼ空っぽです。
この手法「乾漆仏(かんしつぶつ)」の、日本一の大きさだそうです。
似た技法で作られているのは、奈良の唐招提寺の
鑑真和上坐像で、こちらは先に粘土で形作り、その上に布や紙を張り漆を塗る事を繰り返し、後に粘土を抜き取る方法で作られたそうです。
こちらは高名で、
うちんとこの大仏さんもすごいよ、記してみました。