芥川竜之介・「捨て子」を聴いた | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

早く眠らなくてはと思い、心穏やかにしてくれる音楽や文学を手繰りよせる。

昨夜みつけた短編は、大好きな芥川竜之介さま   聴き終わって・・・・・血は異なるも、母子の愛や人の思いやりがよく表情されていて、心地良い余韻を与えてくれた。 感謝


明治の時代

浅草の、小さな寺の門前に赤児が捨てられているのが見つかり、住職が難儀しながらも大切に育てるが、赤児の男児が実親に会える事をも願う。

一方で、子を授かったが失った不幸な女がいて、再び、子を失うばかりか夫までも失い・・・・・

女は寺を訪れ、門前に捨て子をしたのは自分であると打ち明け、子を引き取り・・・・・



ごく短い作品で、詳細は記しませんが

善き住職、善き母、善き子 

人との関わりには様々なかたちが有るけれど、小さなどんでん返しが有り、終盤は思いがけないものでした。

が、決してバッド・エンドではなく、

むしろ、ハッピー・エンド?

と定義つける意味はないか、なんて思いつつ

芥川竜之介さまはヤッパ好きやな、