初めて付き合ったボーイフレンドが、ガチなモータースポーツ好きで、今も都内でハーレーの店を営業してる。後のボーイフレンドは日産のUDトラックの有能なセールスマンで大型トラックを販売していた。 社用車で仕事をしていたが、自分自身も車好きでブルーバードSSSを所有していた。今、親しい男性の友人はアメ車好きで、ヨーロッパ車も詳しい。ヴィンテージカーにも精通していて、中国車や韓国車は流石にあまり知らないが、見かけた車の名を尋ねて判らない時は、今迄に無い。今はコロナ禍で行けないが、買う訳でもないのに、好みの種類を扱う中古車屋を見に行くのが好きで、何回か同行した。店主と話し出すと長く、相手も舌を巻くありさま。知り合ったのも私がBMW735に乗ってる時だった。 中古車屋に同行する内に、彼の好みが移り、私はカマロの長いノーズとリアのフォルムの美しさに恋してしまった。傾斜の強い駐車場の時にはノーズを擦りそうになるが、コツを掴めば問題は無い。左ハンドルが初めての時に、アメ車オーナーの顔見知りの男性が「自分の前を走る車を見る時に、左右に半分にして、左側の真後ろに座ってるつもりで走れば良い」とか乱暴そうなアドバイスをくれたが、意外に役立った。私の住む地域は外車の店が近くに多く、またオーナーも多い。同じシボレーブランドのコルベットのオーナーがすれ違う時に微笑んで手で挨拶くれたりすると、良い日になる予感がする。美しい車って、本当にきれい!!! 当たり前か。