奈良「くるみの木」~石村由起子さんの本 VOL.2
ひと月ほど前
ブログに石村由起子さんの本の感想を書いて
「大感動の1冊目についてはまた後日」
と書いていたにもかかわらず
そのままにしておりました(^_^;)
「私は夢中で夢をみた」
読んだのはもう1年以上前なのですが
今でもときどき読み返しては
勇気をもらっています。
なんせ25年ですよ、店を続けて。
それはもう、有無をいわせない迫力があります、言葉に。
迫力といっても
文章はとてもやわらかく
「くるみの木」の雰囲気そのもの。
ですが、やわらかさのなかに
先日ご紹介した
「愛おしいものたち」
とは一転、
写真は巻頭の数ページと
ちょうど真ん中にまた数ページだけ。
あとはひたすら文章で
25年前から今日までの
石村さんの尋常ではない日々が
「石村さんのお話を聞いている」感じで綴られています。
「夢見る人」の仕事と人生の話
とは
編集者のかたによる
プロローグのタイトル。
まさにそのとおりの物語です。
プロローグから・・・
「運命だったのかもしれない。
けれど、大切なのはその後、
どう受け止め、生かしていくか。
そこにある。
石村さんの四半世紀の歩みは、
そのことを教えてくれるのです。
運命は受け止めつつも、
自ら切り開いていく仕事と人生のありかたを。
夢をみ続けながら、
前に向かっていくことを。」
不思議なパワーをもらえる一冊です。
- 私は夢中で夢をみた/石村 由起子
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