キッチン今昔~@東京たてもの園
久しぶりの曇り空
そろそろ梅雨入りでしょうか・・・
昨日もお伝えした「江戸東京たてもの園」、
それぞれの建物のなかに
当時のキッチンも復元されていて、
職業柄、興味深く拝見してきました。
こちら、大正14年築のモダン住宅
「田園調布・大川邸」
のキッチン。
カウンター・キャビネット一体型の家具調シンクと
一見IHヒーターのように見える
ストーブ型のコンロとオーブンのセット。
今でも薪ストーブ屋さんに置いてそうですよね。
巨匠・前川國男氏の自邸のキッチン。
昭和17年竣工。
今、洗面で大人気のヴェッセルタイプのシンク。
お湯も出るようになっていますね。
写真には写っていませんが、
ダブルシンク&置き型コンロ。
真ん中にアイランド(?)カウンターもあります
大正~昭和のモダン住宅、
キッチンも窓が大きく取られた明るい部屋なことが多いようです。
もちろんクローズドキッチンではありますが、
大川邸・前川邸は、ダイニングに向かってカウンターも設けられ、
「セミクローズド」という感じでした。
こちらは江戸時代の農家のキッチン~というか釜戸。
使われているのを見たこともないのに、
なんだか懐かしい気持ちになります。
こうして釜戸に火を入れてくれています。
薪のパチパチという音になんとなく癒されますね。
最近は、家の中で火を見ることが少なくなりました。
オール電化住宅だと、それこそ全く見ないのでは。
ときどきこうしてお出かけ先で直火を見ることが
イベントみたいになってくるのかもしれませんね。
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