息子よ!お誕生日おめでとう | Ribi's room

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きまぐれな独り言・・昭和のかおり

今日は文化の日であるとともに、我が家では息子の誕生日なんです。とはいえ、もう30歳の所帯持ちのおっさんですから、誕生会をすることもなく、いつもと変わらないただの祝日でした。


30年前の文化の日、私は出産予定日をはるかに過ぎて毎日不安で、軽い痛みでも陣痛かと思い何度も病院に行ったので、先生から「入院しなさい」って言われて前日から入院していました。


3日の朝、先生が「そろそろ産道が開いてきそうだから今日に産もう」と言われ、家に電話をかけたり準備をしていました。お昼ぐらいから分娩台に乗って、陣痛促進剤の点滴が始まりました。素人ながら何だか点滴の入るのが早いように感じていたんですが、案の定、あっという間に陣痛が来てしまいました。


今日は祝日・・・看護婦さんは婦長さんと雑用のおばさんだけで、先生はまだまだ大丈夫って思っているので、近所の本屋までぶらっとお散歩・・・私が産気ずき始めた時はおばさんだけで、おばさんが一生懸命背中をさすってくれました。その後点滴を入れた婦長さんが焦って飛んできて「まだダメよ、まだよ」と叫んでいました。そんな事言われたって、出るものは止められないんですよ。


「もうダメだ~」って思った時、「ちょっと待って~~!」っと先生の声。白衣に袖を通しながらやってきて、先生がサッと差し出した手の上にボロっと産み落としました。もう室内は大騒ぎでしたし、外でも大騒ぎの夫がいました。


「すいません。家の電話番号がわからなくなっちゃったんで、教えていただけませんか?」って看護婦さんに聞いてるんです。いつもかけてるのに舞い上がってわからなくなったとか・・・


出産はほとんど大きなうんこ程度の痛みでしたが、その後縫った痛みが今でも忘れられません。しかも何だか糸がつれてて抜糸までず~~~っと痛かったです。だから子供は一人っ子です。今の医療だったらそんなこと無いのかもしれませんね。


子供の誕生日って、小さいうちは毎年の成長を祝って子供中心でパーティーするのは良いけど、大きくなったらその日苦労して生んだお母さんを労い感謝する日にならないかしら?って言う私は母に何にもしてないけれど・・・

伯母に母が亡くなった時聞いた話によると、心臓疾患があって、出産を諦めた方が良いと言われたのに生んだんだそうです。生きてる時に聞きたかった話です。


Happy birthday to my son!