余白が人を強く、豊かにすると信じている。
あれもこれも手を出すのではない。
自分の大切なことに集中する。
自分が何者であるかを知り、
今、ここを生きる為に、
必要ないものを手放し、
自分の持つエネルギーをレーザービームのように集中させる。
集中させるために、
余白が必要となる。
余白を持つためには、
自分の感情と上手に付き合う必要があると思うのです。
感情と上手に付き合い、心にゆとりがないと、余白が味わえない。
余白は、
自分自身が何者であり、
「自分の半径5mの世界は私に何を期待しているのか?」を味わうもの。
それが、人を強く、豊かにする。
そのために、私たちは、もっと余白のある毎日を送る必要がある。
忙しすぎて、心にゆとりがなくなると、
自分の感情との接点がなくなり、
感情からのサインを受け止めることができなくなり、
自分自身に対してもそうですが、
他人への配慮もなくなる。
忙しく仕事をしている人は、
電話をしながら、
誰かに指示を出しながら、
確認書類に捺印しながら、
メールを確認している、
なんてことは当たり前にある。
(これ、10年前の私のこと…。)
1つの仕事が完了する前に、
新たなプロジェクトを複数抱え、
毎日、会議をしていることも当たり前。
ビジネスには、スピードが大切。
確かに、大切。
しかし、スピードを出しすぎると、
スピードを出すこと自体が目的となり、
目標を達成できなくなることもあります。
そもそも、目標自体が見えなくなっていることだってある。
足をとめて、
ゆっくり考える。
意義ある仕事をするためには、
余白が必要。
人生も同様で、
時には、足を止める必要もある。
ゆっくり生きることも大切。
もっと心にゆとりを持ち、
自分の感情の声を聞く。
感情の声は、
控えめで、小さなものだから、
心を落ち着けて、
耳を澄まさないと聞こえてこない。
答えは自分の中に、そして、未来は(自分との)対話の中にある!
【追伸】
忙しく仕事をして、自己の欲求を満たすことは幸せです。
しかし、自己の欲求を超え、
他者や社会のために自分を活かすことは、
自分の欲求を満たすことよりも幸福であるように思うのです。
自分のエゴを断ち切り、
自分はどうあるべきなのか、
本来学びとは、そういうことなのだろうと思います。
「自分の半径5mの世界は私に何を期待しているのか?」
自分にとってこの答えはなんだろう…。
そしてその答えのために、
無理なく、今できることを丁寧に積み重ねる。
それが答えを導き出す鍵となる…。
自己の欲求(自分のエゴ)とは、恐れから生まれる感情です。
・失いたくない。
・自分には価値がない。
・愛されていない。
・だから、頑張らなければいけない。
・手に入れないといけない。
・〇〇しなければ愛される価値がない。
という恐れ。
恐れからくる動機を断ち切り、真に豊かになるための選択を…。
(恐れから生まれる感情は、恐れしか生まない。)
自らを満たすために行うのではなく、
自分の半径5メートルの世界を満たすために行う。
なぜなら、すでに自分は満たされている存在なのだから。
ここからスタートする。