かなり久しぶりに博多駅に降り立ちました。KITTE、AMUという駅に直結している大型商業施設が臨時休業されていました。
 
経済活動ってエネルギーの循環だと思う。時速100キロで走行していた車が急ブレーキをかけるとどうなるか、そして、再度100キロにスピードをあげるとどうなるか。抽象的な表現だが、そのようなことが頭に浮かびました。
 
新型コロナウィルスの影響はどこまで広がるのか...。
 
いかに感染しないかというやり方ばかり気にするので、ストレスがたまり、世界的にもDVが蔓延しているようにニュースで報道されていました。いつの時代も、弱いところにしわ寄せがいく。
 
それは、やり方にフォーカスしているから、
そのやり方は、いい、悪いと評価ばかりして、
みんな疲れていると思う。
 
どんなによいやり方でも、ウィルスの突然変異や、オーバーシュートなど状況が変われば、悪いやり方になる。
 
ご批判を覚悟で、極端な言い方をすれば、自分は、このあり方で行く。そのために、命を危険にさらしても構わない。そう思えると、違いを認め、人と繋がっていけるのではないか。
 
人間は死への怖れから生存を安定させるために、生存を脅かす不安を克服するために、未来を予測し、対策をたて、抵抗する力をコントロールや支配してきました。
 
そのコントロールで、守られて生きていけるはずだったのに、今、これまで当然あるはずだったものが、なくなっていくことを私たちは目の当たりにしています。
 
コントロールを失ったとき、最後は、人の血が通ったつながりだと思う。人が人を支え、今まで私たちは生きながらえてきたから。