私たちは、
他人の一点だけを見て、
それが全て、
あの人はこういう人なんだと決めつけてしまいます。
人には、いろんな側面があります。
自分のことに関しては、
「勝手に決めつけないで!」と思うのに、
なぜか、
他人のことに関しては、
一点だけを見て、
タイプ分けをするように、
「あの人はこういう人」と決めつけてしまう。
人にはいろんな側面があるから、
見るところによって、
自分にとっての相手の存在の意味自体が変わってくる。
自分にとって嫌な人でも、
他の人にとっては頼りになる存在であることは、
あるのだ。
そして、自分が嫌だと思っている時は、
不思議と相手も嫌だなと思っていることが多い。
相手に良い感じを持っているということは、
相手の良いところを見ている。
嫌な人に対しては、
相手の嫌なところだけを見ている。
相手の良いところを見ていると、
何故か、その人の周りには人が集まってくるし、
困った時に手を差し伸べてくれることが多い。
だから、今の自分自身を見つめようと思うなら、
自分の周りにいる人を見ればいい。
どんな人が自分の周りにいるのか…。
自分自身の心のあり方を変たければ、
一点だけを見ずに、
多面的に見て、
良い点を見ていく…。
このような習慣というか、
癖を身に着けることも、
ひとつの方法だと思う…。