時間管理のマトリックス。

 

自己啓発に興味がある人ならば、

 

一度は見たことがあるだろう。

 

そして、その内容も理解していると思う。

 

だから、時間管理の大切さをここで論じるつもりはない。

 

ただ、上記のマトリックスの第2領域、価値を生み出す領域に、

 

一ヶ月に2時間は費やして欲しいと願ってやまない。

 

私は、コーチングでクライアントさんに関わる中、

 

月一回2時間対話をすることで、

 

いろんな奇跡を見てきました。

 

一ヶ月は、24時間×31日=744時間です。

 

そして、コーチングの時間は、一ヶ月2時間。

 

2時間を744時間で割ると、

たったの0.26%です。

 

99.74%は、クライアントさんは一人で頑張ります。

 

ただ、この、0.26%の自分と向き合う時間が人生を大きく変えるのです。

 

だから、コーチングを活用してくださいと言うつもりはないのです。

 

この、0.26%の時間を軽視すると命を落とす可能性がありますよ。

 

と言いたいのです。

 

私には、弟がいました。

 

そう、いましたという過去形なのです。

 

0.26%の時間を軽視したために、

 

持病が原因で急性心筋梗塞となりました。

 

弟が無自覚に優先した領域は、

 

第3領域と第4領域、つまり、錯覚と無駄の領域。

 

錯覚と無駄な領域にどんなに時間を費やしても、

 

価値を生み出さない。

 

幸せを生み出さない。

 

錯覚と無駄な領域は、

 

さらなる錯覚と無駄しか生み出さない。

 

この領域には、何か中毒性のある何かが潜んでいると思うのです。

 

弟の部屋を片付けた時に発見したものは、

 

山のような、自己啓発の本と心理学の本。

 

だから、第二領域、価値を生み出す領域を無視していたわけではない。

 

しかし、それができない。

 

この第二領域、価値を生み出す領域に時間を費やすには、

 

仲間が必要で、その時間を費やすために習慣が必要なのではないか…。

 

多くの0.26%の奇跡を目の当たりにすることでそう思うわけです。

 

 

人生において、心の充足感を得て、

 

幸せになるためには、

 

将来への投資の時間

 

すぐに成果がでない時間

 

緊急性のないことに意識的に取り組まなければならない。

 

原因と結果は大いなるタイムラグ、

 

大きな時間差で生じるので、

 

人は因果関係に気づかない。

 

幸せになるためには、価値を探求し続ける、

 

この領域に、

 

自らの意志で時間を費やさなければならない。

 

そうしないと、

 

この、0.26%の時間を軽視すると命を落とす可能性がある。