400年続いた江戸時代に終止符をうち、明治という新しい時代を切り開く。
そんな激動の幕末時代を生きたのが、高杉晋作です。

29年という短い生涯でありながら数多くの業績を残し、

明治維新の立役者となった高杉晋作は、以下の言葉を辞世の句として残しています。

 

「面白き事もなき世を面白く 住み成すものは心なりけり」

 

「面白くない世の中を面白くするもしないも、自分の心持ち次第」

 

「自分の心が面白いかどうかを決める」と解釈されています。

 

私たちは、他人と比較することで、自分の人生の良し悪しを判断する傾向があります。

 

ある調査によると、多くの人が、死を迎える前に「もっといろんなことにチャレンジすればよかった」と思うそうです。

 

生きることを他人と比較することに終始して、

自分の心に従い一歩踏み出す勇気を振り絞らなかったことを後悔しているのかもしれない。

 

いつの時代も面白くないことはある。

 

だから、

 

 

「面白きこともなき世を面白く」

「面白いことのない世の中を、面白く生きていこう!」という気持ちが大切で、

 

 

「住み成すものは心なりけり」

「自分の心持ち次第」

 

「自分の心が面白いかどうかを決める」となる。

 

 

自分の心持ち次第とは、自分が何を大切にしているのか、何が心地良いのか。

つまり、自分の価値観・信念が問われている。

 

一度しかない人生、

 

後悔しないように、

 

「自分の心が面白いかどうかを決める」

 

このように生きていきたい。