自分が直面している全ての問題は、
過去の自分の選択の結果なのだ。
そして、過去の自分の選択は、
過去の自分の意思で行ったものだ。
選択を強制されるような事ない。
私たちは、選択の自由を持っている。
ところが、問題を他人や他の環境のせいにしてしまうという事は、
自分が自分の意思で選択して来た その事実を認めないという事だ。
つまり、それは、 自分自身の 選択の自由を否定してしまう事になる。
やっかいなのは、 自分の選択、自分の行動と、 それに対する結果が出るまでに 時間がかかる事。
だから、人は原因と結果の因果関係を忘れてしまう。
自分が何かを行動して、 スグに結果が出たら、あ、自分の行動が問題だったんだな、って気づくことができるけど、
大切な事ってほとんどそうじゃない。
不健康な生活をして、翌日、病気になるのなら、誰も不健康な生活をしない。
ところが現実は、 そうではない。
運動をした方がいいと思いながらも、そうでない生活をする。
しばらくしたら、それが当たり前の基準になる。
日頃の小さな自分の行動が、 積み重なって、ある日突然、病気に気づく。
「自分に起きなければよかった」と思う出来事が、
自分を守るために、自分が創り出した出来事だったとしたら…。
でも、それを起きてしまったという受け身ではなく、
「自分は何を体験したくて、これを創り出しているのだろう?」という問いが
自分にたくさんの気づきをもたらしてくれます。
変える事ができる事、 責任を取る事ができるのは、 自分自身だけであり、 自分の外側ではないから…。