いろんなことが重なって、複雑に絡み合って、もう、どうしていいかわからない状況になることがある。

そんな時って、だいたいその状況を一気に解決する方法を探している。

でも、そんな方法はない。

一気に悪化したことは原因が明確なので、まだ対処の方法はあるし、あきらめがつく場合もある。

でも、徐々にに煮詰めるように悪化したことは、対処の方法がないように思えてしまう。

そんな時は、安全で安心な環境で、信頼できる人と洗いざらい、思いつくままに、話をしてみるといい。

話したことの半分くらいは、その場で解決することもある。

そして、打ち手がないと絶望していても、なんかひとつくらい自分にできそうなことに気がつくこともある。

「この状況を打開するために、自分にも無理なくできることがある。」

「無理なことじゃないから、やり続けることもできるかもしれない!」

と、思えたときに、勇気と未来に対する希望がわいてくる。

そう、勇気とは、未来切り開く力なのである。

昨日、「もう、どうしていいかわからない!」という人の話を聞いていると、

「何でですか!不思議です。私、何でもできそうな気がします!」と言いはじめました。

さっきまで、あきらめ顔だったのに、

きっとその背景には、きっと、

「この状況を打開するために、自分にも無理なくできることがある。」

「無理なことじゃないから、やり続けることもできるかもしれない!」

と思えたことがある。

と、思っている。