人生や仕事において、
自分が想定していないことが起きると、
「なんでこうなるんだろう?」
「普通そんな行動しないだろう?」
と、いつも文句を言う人がいる。
文句を言うことで、
想定していないことに、自分が変化・対応することを拒否している。
世の中、自分が想定している範囲で動いているわけがないのに…。
文句をいうことが常習化すると、他人を批判したり、攻撃するようになる。
よくあるのが、仕事のノルマが達成できないと、
成績が悪い人を批判したり、攻撃すること。
批判したり、攻撃しても、相手は心を閉ざすだけ。
決して行動を変化させない。
結果として、その行動は、今の状況をさらに強固なものにするものとなる。
さらに文句を言うことが常習化すると、無意識に文句をいうきっかけや原因を常に探し続けることとなる。
このレベルになると、自分自身の成長はなくなる。
過去の自分の経験値やイメージの世界の中で生きることとなる。
このタイプの人は、一日の中における感情の起伏が激しい。
心が安定しないのだ。
自分の今を肯定しない限り、心の安定はないから…。
今の自分を好きでいられないと笑顔も出ないから…。
心が安定せず、笑顔が少ないと、他人を信頼することもできないから…。
他人を信頼できないと、誰かのために貢献しようと思えないから…。
自分が想定していないことに、変化・対応したいのなら、
原因探しをするのをやめるしかない。
例え、100個、原因を探しても、必ず新たな原因が見つかるのだ。
変化・対応するきっかけは、自分の中にしかない。
小さな種として、必ずみんな持っているのだ。
小さな種を見つけたいのなら、ありのままの自分を好きになるしかない。
ありのままの自分を好きになるとは、
自分の今を肯定する…。
今の自分を好きでいる…。
誰かのために貢献する…。