先日、手に大きな火傷をした。
ありえないくらい指が腫れてしまった。
指は動かないし、手は水ぶくれだらけだし。
水ぶくれをさわっていると、猫の肉球みたいでかわいいのだが
人に見せるとドン引きされる。
1週間もすると、手の機能はなんとか回復してきた。
本来の状態に戻ろうとする人間の治癒力は本当にすごいと感じた。
火傷のあとは当面残るだろう。
しかし、手の機能は回復しているのである。
私の手の見た目(火傷のあとが痛々しい)は変わってしまったが、
洋服の着替えも普通にできる。
(火傷の翌日は大変だった。何かに触れただけで激痛が走っていた。)
パソコンだっていつものように両手で打てる。
こんなことを考えていると
少し論理は飛躍するが、夢も同じではないかと思った。
夢を描き、チャレンジして、結果としてうまくいかなかったとする。
つまり、火傷である。
その時に、夢の本質を考えるのである。
「私は、何を感じたいからこの夢を描いていたのだろう?」
その夢の本質、手で言えば手の機能のことである。
夢の本質さえ明確になれば、自然治癒力が働く。
見た目や形を変えても夢を実現する方法があるのではないか?
夢の実現の方法は一つではないはずだ。
自分の火傷に強引な意味づけをしてしまったが。
あきらめなければ、夢は実現する。
私たちの心には、驚くほどの自然治癒力がある。