相手の話を聞く。
当たり前だが、みんな相手の話を聞いている。
だがどんな状態で自分が相手の話を聞いているのか?
ここまで考えていることはない。
話の聞き方には大きく4つある。
①ダウンローディング…とりあえず聞いておく
②ディベーティング…聞いたことが自分にとって正しいか正しくないか判断する
③ダイアログ…聞き手に共感する
④プレゼンシング…聞き手と話し手が場の雰囲気を共有している
①ダウンローディング
この状態の時、「ねえ、私の話、聞いてる?」と、よく言われる。
仕方がないのです、とりあえず聞いているだけなので、相手からすると
受け止めてもらっている実感がないのだ。
②ディベーティング
これは、対決モード。聞いたことに対し自分の価値観のフィルターをかけて
話の内容を取捨選択している。
相手の話を聞きながら、次の反論などを考えているのだ。
③ダイアログ
相手の話に共感し、自分の本当の思いにきづく段階となる。
自分の思いを話、相手に受け止めてもらい、自分の気持ちが満たされる。
それを繰り返すうちに「あ~、わかった!」と言いながら、自分の本当の気持ちに
気づく段階である。
④プレゼンシング
話を聞いている人、話している人がその空間を共有し
不思議なことに時間の感覚がなくなる。
気がつくと3時間くらい時間が経過していることもある状態である。
分断していたものが統合したり、つながりを感じたり
自分の本当の思いに到達している状態となることが多い。
④に向かうほど自分が、「開いている」状態となり、プレゼンシングのような対話が行われることによって新しい未来が切り開かれていく。
答えは自分の中にある、そして、未来は対話の中にある!