占い師の頭の中へようこそ。
ねこやなぎです。


これ、
「読んでみて!」
って言われたマンガ。



韓国や台湾でも出版されてる人気作品。


ただ…

マンガ禁止の家庭で育った私、

読み方、見方がよくわからない…。


文字と絵を一緒に

目で追えないというか…。


映画を字幕で見てる感覚…。



まぁ、そんなことは置いておいて。


今日はタロットの『審判』のカードを、

『薬屋のひとりごと』を通して

理解してもらえたらと思います。



​あらすじ


主人公の猫猫(マオマオ)は、

父親と薬師をして暮らしていたある日、

人攫いにあって

後宮で働くことになります。


彼女は宮廷内で、

「謎の病」によって

体調を崩す人が続出し、

後継になるはずの子供達が

次々と命を落としていることを知ります。



  ​『審判』のカード


軽く『審判』の説明をしておきましょう。



『審判』に描かれているのは、

「最後の審判」の場面です。


人々は死んだ後、

生前の行いを裁かれて

天国に行く人と地獄に行く人が

わけられるという信仰です。



『審判』のカードには

この考え方が反映されています。


とはいえ、

私たちは肉体的に死ぬ必要なんてなく、

死を予言するカードでもありません。


それに、

なんと全員が天国行きです。


天使が祝福のラッパを吹き鳴らし、

「やることあるから起きろー!!!」

って言っている絵になります。


時は満ちた、出番だ

って感じ。



私はこのカードに、

「点が線になって言い渡される役目」

というタイトルをつけました。


過去にいろいろなことを経験して

それが合わさって

今の自分がいます。


そんな今のあなたで、

正にこのタイミングだからこそ

できることがある

と、教えてくれるカードです。


ちなみに、

『審判』が出たから復縁できますよ!

と言う占い師は、インチキ

…勉強不足の可能性が…。


  ​猫猫に言い渡された役目


さて。


体調を崩し、

亡くなる人まで出ている現状を知った

主人公の猫猫は、


過去の経験と薬師としての知識で、

「謎の病」の原因を突き止めます。


お抱えの医者ですら

解明できなかったことを、

あれよあれよという間に

解決してしまったのです。


後宮で働く人にしては珍しく

文字が書けたこともあり、

うまいこと原因をお姫様たちに伝えて

命を救います。

(救えなかった命もあるけど…。)



その後彼女は感謝され昇格するのですが、

この流れが「THE『審判』」だなぁと

思いました。



字の読み書きができた、

薬や病気の知識があった、

誘拐されて後宮で働くことになった、

たまたま「謎の病」の噂を耳にした…


などの、

一つ一つで見たらとりとめのない

ただの"点たち"が繋がった瞬間

彼女専用の役目ができあがったんです。


  ​あなたにも役目がある


今回はフィンションの物語だったことや、

人の命を救うという

スケールの大きい話だったので、


「私にはそんな役目絶対こない」


と思われた方もいたかもしれません。



でも、事の大きさは関係ないんです。


そもそもタロットには、

大きい出来事、小さい出来事

という概念すらないのですから。



あなたにとっては小さいことでも、

他の人にとっては大きいこと


かもしれないし、


小さいことだから役に立たない、無意味


なんてこともありません。



天使がラッパを吹いて

祝福しているのだから、


過去にはできなかったけど

今ならできることがきっとあるはず。



人間が「ない」と思っても、

タロット的には「ある」んです。



それが、

あなたの望むものかどうかは

わからないんですけどね…💦



ちなみに、

マンガで読んだ後…


アニメも見てしまいました…