心の痛み止め。
そんなのノーベル賞ものだと思うけど。

たまたま片頭痛のときに併発する関節痛のためにリリカという薬を処方されている。
この薬は魔法なんじゃないかみたいな効き方をしてくれちゃうので、75mgのカプセルを投下するときは、本当に手首の関節がパンパンに腫れているとかそういうときでないと怖い。
自主規制をしてるほど、良く効く。

軽く片頭痛っぽく頭が重ダル、関節がちょっと痛むなぁ、くらいのときに、25mgのカプセルが手元になかったので、75mgでいいかと飲んでみた。

薬が効いてくると、体の痛みは全て消え、さらには心の痛みも消え去った。
…こう書くと語弊があるな。
良心の呵責がぶっ飛ぶとか、善悪の区別が付かなくなるなどということではない。
雑音が消える、というのが近いかな。
でも、気が大きくなって「なんでも来いやー!」みたいな変な考えが生じるってこともない。
ただ、静寂が訪れる。

もちろん、リリカは末梢神経の痛みを抑える薬なので、これはレアな副作用にすぎないと思う。
なにかしら脳みその特定な部分をブロックしたりして薬ってのは作用するのだろうから、私の「心の痛みが消える」というのが作用なのか副作用なのかは定かでないが、とりあえず、リリカで静寂が訪れる。

そもそも私は、ディスレクシアで共感覚持ちだし、やや自閉症の気もあるので、脳みそがデフォルトでおかしいんだと思う。
MRIでは一応なにも出てこなかったけど、そういった外科的アプローチではないところがおそらく異質で、その検査が果たして必要なのかというと、別に日常生活に困るほどのものではないので、放置。
逆に、こんな脳みそを実験台にしたいという研究所があったら喜んで貢献する。

だから、数字には固有の色があるとか言うとドン引きされるけど、人が絶対に同じものを見ても同じように見えている確証なんてどこにもないのだから、きちんと自分の症状に共感覚という名称があっただけいいかなと。

メジャートランキライザーてんこ盛りにされてて、インフォームドコンセプトなんか全然なかったし、知らないで医者の言うなりに薬を服用していて遅発性ジスキネジアを発症してしまっている今、確実に脳みそはおかしい。
だから、リリカがそんなふうに効くんだろう。

なにかひとつの要素が、多くても少なくてもダメ。
不思議なバランスというのは、偶発的に起きる。

健常者にリリカが処方されることはまずないが、この薬、闇で高値で売買されてないほうが謎。…いや、されてるけど知らないだけかも?
リリカは副作用で眠ってしまう人が多いらしいけど、エリミン(通称、赤玉)なんかの多幸感とも違って、集中力が増して本来の自分を取り戻した気になれる。
…ま、脳みそのおかしい私だけか。

リリカは心もケアしてくれるから、耐性が付かないように気を付けて飲もう。

でも、もしかするとあなたも、リリカで心の痛みが消えるかもよ~。



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