漢字じゃ絶対に読めないなって薬を出してもらった。
ゴシュユトウ…?
合ってるのか?
水色のほうね。
黄色いのは、ヨクカンサン。寝る前の気休め漢方薬。
片頭痛じゃないよ、それ。
と宣言されてしまい、試行錯誤の上、頭痛と関節痛に効く薬はアタラックスPとリリカに落ち着いた。
アタラックスPは痒み止めの薬だし、リリカは痛み止めとしてわりと最近に認可されたが、いわゆるアスピリン、ボルタレン、タイレノールなどの痛み止め、あとは片頭痛の薬であるゾーミッグやイミグラン、レルパックスなどと効いてくるメカニズムが根本的に違うらしく、抗鬱剤みたいにある程度の血中濃度を保つことで初めて本当の効き目が現れるらしい。
理屈はどうでも良くて、とにかく単発でも飲めば効く。頭痛には効かず、関節痛にはてきめんに効く。必ず寝ちゃうけど。
アタラックスPの副作用がかなり困る感じになってきた。喉がやたら乾くくらいかわいいもんで、唇がバリバリに割れてしまう。そこは唇じゃないよねってオーバーライン引きすぎなところまで赤く腫れて化粧でもごまかせないレベルに達し、アタラックスPを断念。
そもそも片頭痛じゃないんだろうし、一応飲んでる予防薬のテラナスも効き目ナス。
となると、頭が痛いのを止められる薬はなくなってしまい、なんでも試すしかなくなった。
もう、なにが効いてくれるかわからないもん。
薬に依存してるのは良くないと自覚はある。
ただ、もう頑張ることやめたの。
まだまだ若い頃、札幌で住んでいたマンションが超欠陥アリアリ建物で、3階に住んでたのに1階の音まで聞こえてくる始末。もちろん、上の階の人はここにいるんだなってピンポイントで分かったし、下の階は空いていてしばらくは我慢していたのが若い新婚さんが入ってきてしまい、会話が丸聞こえ…。
逆に、自分の生活音が他人に聞かれているという考えのほうが怖くなった。
だから、昼間にものすごい肉体労働をすれば疲れてそんなこと気にならなくなると考えて、倉庫内を走り回って重いものを運ぶ、なんの資格も要らない仕事に就いた。
友達もできてそこそこ楽しく仕事はこなしてたし、夜は疲れて眠れたし、あのときは安易に薬に手を出すなんて考えもしなかった。
それが、どうしたんだろうね。
こっちに戻ってきて、とある外資の会社に運良く雇ってもらえた。
そこで、かなりイっちゃってる人の標的にあったのが始まりかな…。
5つくらい上の古風な感じの女性で、なぜか私を避けだした。
最初は気のせいだと思ってたし、誰も気が付いてない様子だったのでほっといた。
でも、どんどんその人の挙動がおかしくなったので、気のせいなのかどうか同じフロアの人にちょっとだけ見守っていてもらうよう頼んだ。
専用のデータを入力するパソコンが置かれているブースがあって、そこへ私が座ると彼女の隣の席になる。
そうすると彼女は必ず席を外してどこかへ消えてしまう。自分ではなん度も確証がつかめるまで確かめたし、そこで初めてフロア内の人にこっそり見ててと頼んだわけ。
マジで、他人が見てようとおかまいなく彼女は私が隣へつくと席を立ってしまうってことの繰り返しをした。
フェイントをかけても、一日中私がそこにいても、同じ結果。
あまりにもゆるい会社だったので、仕事できないやつはできないでいいよ~みたいな風潮があって、彼女の行動は「あの人、おっかしいね~」みたいに休憩時間に話のネタになるくらいだった。
ただ私は、自分だけが避けられているという事実がどうしても引っかかってまい、彼女になにか失礼なことでもしたんだろうかと、ひとりで延々と自問自答してるしかなくて。
そのうち、彼女はお気に入りの男の子にだけ心を打ち明けるようになったらしく、伝聞として呆気にとられる発言が耳に入ってきた。
「私は盗聴されてる」って言ってる頃はまだ笑えた。
でも、その盗聴器が私の体に仕込まれていると思い込んでいると聞いたときは、さすがにナンセンスすぎなんだけど怒りも呆れも通り越して、ただショックだった。
よりによってなんで私?
さすがに、「盗聴をやめさせるために洗剤を飲んで肌がただれたから証拠に見てくれ」と大声を張り上げて、仕事中にいきなり脱ぎだしたときはフロア中が騒然としたけど(っていうかその理屈が全く理解不能で、みんなポカーンだったかも)。
そこいらで、上の人は彼女に仕事を辞めてもらうことに決めたらしい。実質、彼女はなにも仕事をしてなかったし。そもそもその会社はパソコンメーカーなのに、彼女はパソコンが一切触れなかったってものおかしな話で。
そんで、不当解雇だと怒りの矛を向けられたのはもちろん私で。しかも、みんなにはわからないようにやってくる周到さを獲得した。
それが行きすぎてて、たんなる私の被害妄想なのかなんなのかわかんなくなった。被害妄想なら被害妄想でいいからどっちかに決めて欲しかった。
もう勘弁してくれよ…。
と、彼女が完璧に辞めるまでの間に私が参ってしまい、まず眠れなくなったので睡眠薬に手を染めた。
医者の判断で、初めて抗鬱剤を飲みだしたのもほぼ同じタイミングで。それはパキシルだった。
薬価が高くて、余計に仕事も頑張らなくちゃならなくて、でも頭はクサクサで、プライベートはここには書けないほど最悪だった。
でも、仕事や友達、同僚には、出来てる自分の演出をしなくちゃならないし、どんどん深みにハマって行くのに自力で止められない。
それがわかってても、血の池風呂に入ってたり、気が付くとカーペットが血だらけになってたりして夜はそんなで、昼は明るい人で通して本当に楽しんでるよって見せるのに必死で。
病んでる奴が仕事を辞めて接点がなくなっても、その頃には完璧に私が病んでいた。
だから、メジャートランキライザーをたんまり飲んで昏睡させて、アップ系の抗鬱剤で上げまくりリタリンで覚醒させて仕事も家事もなんもかんも円滑にしたいと強く願いすぎた。
結果、なによ?
遅発性ジスキネジア発症。
笑えねー。
この結果がわかってたら、最初っから頑張らずに仕事も辞めて友達もどうでも良くして家族も親戚もなんですかって状態にしたかったよ。
あんな会社、こっちから辞めてた。
いや、あの女に直談判してたわ。今ならやれる。でもさ、24とかそこらじゃ無理だったんだよ…。
ひとしきり病んだので、今は、気楽に楽しく病むことを心がけてる。
好きでウザキラャラしてるし、なんでも黙ってるなんてことしないし、クレームは容赦なくつけられるようになった。
意地悪?
ああ、そうだよ。
良い人やめたの。
だって私、全然良い人じゃないんだもん。素質ないんだわ、悪いけど。
あと、適度なところで諦めることを学んだ。
好きなことだけ追求して生きてりゃいい。
できないこと、できるふりして足掻かない!
いつ介護が必要になる体になるかもわからんし、まあそんなこというなら、誰だっていつか死ぬ。
それが明日って可能性はみんなある。
もうさ、ぶっちゃけて生きていきゃいいじゃん?
走馬灯で後悔のオンパレードなんてやだもん。
そうやって精神的にじわじわ殺されるのは、2度ほど味わった。
自殺だって試した。
きっと、悔しくて死ねなかったんだろうな~って今なら思いついた。
べつに死にたかったわけじゃないもん。
ただ、消えてしまいたかっただけ。
もう、あの女にばったり出くわしたら指差して笑ってやるね。
私はあんたを、あんたの父親に頼まれて盗聴してんよ!
今でもしてんよ!
逃げられると思うな!
でも、ある意味、ちゃんと苦悩した20代、なんとしてでも頑張ったから金銭的には苦労ないことだけが少しだけ誇らしい。
今?
せんせー、頭痛いー!
薬出してぇー!
…ってか、堕落にも程があるわな。
100%やるか、100%やらないか。
結局、根本は変わってないじゃん…。
まあ、これだけは言える。
心の病を治してくれるのは薬じゃない。
薬は字のごとく、楽にさせてくれるポテンシャルがあるだけなんだよね。
iPhoneからの投稿
ゴシュユトウ…?
合ってるのか?
水色のほうね。
黄色いのは、ヨクカンサン。寝る前の気休め漢方薬。
片頭痛じゃないよ、それ。
と宣言されてしまい、試行錯誤の上、頭痛と関節痛に効く薬はアタラックスPとリリカに落ち着いた。
アタラックスPは痒み止めの薬だし、リリカは痛み止めとしてわりと最近に認可されたが、いわゆるアスピリン、ボルタレン、タイレノールなどの痛み止め、あとは片頭痛の薬であるゾーミッグやイミグラン、レルパックスなどと効いてくるメカニズムが根本的に違うらしく、抗鬱剤みたいにある程度の血中濃度を保つことで初めて本当の効き目が現れるらしい。
理屈はどうでも良くて、とにかく単発でも飲めば効く。頭痛には効かず、関節痛にはてきめんに効く。必ず寝ちゃうけど。
アタラックスPの副作用がかなり困る感じになってきた。喉がやたら乾くくらいかわいいもんで、唇がバリバリに割れてしまう。そこは唇じゃないよねってオーバーライン引きすぎなところまで赤く腫れて化粧でもごまかせないレベルに達し、アタラックスPを断念。
そもそも片頭痛じゃないんだろうし、一応飲んでる予防薬のテラナスも効き目ナス。
となると、頭が痛いのを止められる薬はなくなってしまい、なんでも試すしかなくなった。
もう、なにが効いてくれるかわからないもん。
薬に依存してるのは良くないと自覚はある。
ただ、もう頑張ることやめたの。
まだまだ若い頃、札幌で住んでいたマンションが超欠陥アリアリ建物で、3階に住んでたのに1階の音まで聞こえてくる始末。もちろん、上の階の人はここにいるんだなってピンポイントで分かったし、下の階は空いていてしばらくは我慢していたのが若い新婚さんが入ってきてしまい、会話が丸聞こえ…。
逆に、自分の生活音が他人に聞かれているという考えのほうが怖くなった。
だから、昼間にものすごい肉体労働をすれば疲れてそんなこと気にならなくなると考えて、倉庫内を走り回って重いものを運ぶ、なんの資格も要らない仕事に就いた。
友達もできてそこそこ楽しく仕事はこなしてたし、夜は疲れて眠れたし、あのときは安易に薬に手を出すなんて考えもしなかった。
それが、どうしたんだろうね。
こっちに戻ってきて、とある外資の会社に運良く雇ってもらえた。
そこで、かなりイっちゃってる人の標的にあったのが始まりかな…。
5つくらい上の古風な感じの女性で、なぜか私を避けだした。
最初は気のせいだと思ってたし、誰も気が付いてない様子だったのでほっといた。
でも、どんどんその人の挙動がおかしくなったので、気のせいなのかどうか同じフロアの人にちょっとだけ見守っていてもらうよう頼んだ。
専用のデータを入力するパソコンが置かれているブースがあって、そこへ私が座ると彼女の隣の席になる。
そうすると彼女は必ず席を外してどこかへ消えてしまう。自分ではなん度も確証がつかめるまで確かめたし、そこで初めてフロア内の人にこっそり見ててと頼んだわけ。
マジで、他人が見てようとおかまいなく彼女は私が隣へつくと席を立ってしまうってことの繰り返しをした。
フェイントをかけても、一日中私がそこにいても、同じ結果。
あまりにもゆるい会社だったので、仕事できないやつはできないでいいよ~みたいな風潮があって、彼女の行動は「あの人、おっかしいね~」みたいに休憩時間に話のネタになるくらいだった。
ただ私は、自分だけが避けられているという事実がどうしても引っかかってまい、彼女になにか失礼なことでもしたんだろうかと、ひとりで延々と自問自答してるしかなくて。
そのうち、彼女はお気に入りの男の子にだけ心を打ち明けるようになったらしく、伝聞として呆気にとられる発言が耳に入ってきた。
「私は盗聴されてる」って言ってる頃はまだ笑えた。
でも、その盗聴器が私の体に仕込まれていると思い込んでいると聞いたときは、さすがにナンセンスすぎなんだけど怒りも呆れも通り越して、ただショックだった。
よりによってなんで私?
さすがに、「盗聴をやめさせるために洗剤を飲んで肌がただれたから証拠に見てくれ」と大声を張り上げて、仕事中にいきなり脱ぎだしたときはフロア中が騒然としたけど(っていうかその理屈が全く理解不能で、みんなポカーンだったかも)。
そこいらで、上の人は彼女に仕事を辞めてもらうことに決めたらしい。実質、彼女はなにも仕事をしてなかったし。そもそもその会社はパソコンメーカーなのに、彼女はパソコンが一切触れなかったってものおかしな話で。
そんで、不当解雇だと怒りの矛を向けられたのはもちろん私で。しかも、みんなにはわからないようにやってくる周到さを獲得した。
それが行きすぎてて、たんなる私の被害妄想なのかなんなのかわかんなくなった。被害妄想なら被害妄想でいいからどっちかに決めて欲しかった。
もう勘弁してくれよ…。
と、彼女が完璧に辞めるまでの間に私が参ってしまい、まず眠れなくなったので睡眠薬に手を染めた。
医者の判断で、初めて抗鬱剤を飲みだしたのもほぼ同じタイミングで。それはパキシルだった。
薬価が高くて、余計に仕事も頑張らなくちゃならなくて、でも頭はクサクサで、プライベートはここには書けないほど最悪だった。
でも、仕事や友達、同僚には、出来てる自分の演出をしなくちゃならないし、どんどん深みにハマって行くのに自力で止められない。
それがわかってても、血の池風呂に入ってたり、気が付くとカーペットが血だらけになってたりして夜はそんなで、昼は明るい人で通して本当に楽しんでるよって見せるのに必死で。
病んでる奴が仕事を辞めて接点がなくなっても、その頃には完璧に私が病んでいた。
だから、メジャートランキライザーをたんまり飲んで昏睡させて、アップ系の抗鬱剤で上げまくりリタリンで覚醒させて仕事も家事もなんもかんも円滑にしたいと強く願いすぎた。
結果、なによ?
遅発性ジスキネジア発症。
笑えねー。
この結果がわかってたら、最初っから頑張らずに仕事も辞めて友達もどうでも良くして家族も親戚もなんですかって状態にしたかったよ。
あんな会社、こっちから辞めてた。
いや、あの女に直談判してたわ。今ならやれる。でもさ、24とかそこらじゃ無理だったんだよ…。
ひとしきり病んだので、今は、気楽に楽しく病むことを心がけてる。
好きでウザキラャラしてるし、なんでも黙ってるなんてことしないし、クレームは容赦なくつけられるようになった。
意地悪?
ああ、そうだよ。
良い人やめたの。
だって私、全然良い人じゃないんだもん。素質ないんだわ、悪いけど。
あと、適度なところで諦めることを学んだ。
好きなことだけ追求して生きてりゃいい。
できないこと、できるふりして足掻かない!
いつ介護が必要になる体になるかもわからんし、まあそんなこというなら、誰だっていつか死ぬ。
それが明日って可能性はみんなある。
もうさ、ぶっちゃけて生きていきゃいいじゃん?
走馬灯で後悔のオンパレードなんてやだもん。
そうやって精神的にじわじわ殺されるのは、2度ほど味わった。
自殺だって試した。
きっと、悔しくて死ねなかったんだろうな~って今なら思いついた。
べつに死にたかったわけじゃないもん。
ただ、消えてしまいたかっただけ。
もう、あの女にばったり出くわしたら指差して笑ってやるね。
私はあんたを、あんたの父親に頼まれて盗聴してんよ!
今でもしてんよ!
逃げられると思うな!
でも、ある意味、ちゃんと苦悩した20代、なんとしてでも頑張ったから金銭的には苦労ないことだけが少しだけ誇らしい。
今?
せんせー、頭痛いー!
薬出してぇー!
…ってか、堕落にも程があるわな。
100%やるか、100%やらないか。
結局、根本は変わってないじゃん…。
まあ、これだけは言える。
心の病を治してくれるのは薬じゃない。
薬は字のごとく、楽にさせてくれるポテンシャルがあるだけなんだよね。
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