母は、やはり信じられないことをしてくれた。

冷麺。
器は冷やしてない。
麺は生暖かいまま。
スープを割る水は、常温。

一瞬キョドった私に、父はなにも言うなという視線を送った。

母は、守られてていいな。
その傍若無人ぶりを、父がたしなめない。
全許容。
どうして?
どうして?

ふたりの関係性は、まるで、母が寄生虫みたいだ。
父の金で母は、念願の土地も家も手に入れた。
おかしな行動は父がフォローする。
母は、趣味に生きることができてる、父のおかげで。

私はこの人みたいになりたくないと心に誓っていた。
冷麺だったら、器から冷水、麺を冷やす用の氷まで計画的に作っておく。
っていうか、当たり前。

私には、フォローしてくれる人がいないから、完璧にやらないとダメ。
ひとり。
ひとりで完璧な冷麺作っても、食べるのは自分。



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