
ママは、私が実家帰るとチャーシューを作ると思い込んでる。
2、3回やるとパターン化するらしい。
今回、肉まで用意してあった。
ただの暇つぶしのひとつなのになぁ。
これから親戚と食事会だ。
こなせるか、自分?
やるなら完璧に。
自転車で懐かしい景色を見たら、小学生の頃のことを思い出した。
幼なじみのはっちゃんと帰る途中、立派な門構えの家の岩の隙間にコインを置いた。
毎日それがそこにあることを2人で確かめた。
ある日突然、コインは消えた。
2人の間の友情は今はもうない。
あのコインは心からも、いつの間にか消えた。
コインが消えたことを最初は悲しんでいたけど、悲しむ間もなく友情だったものは消え去って行ってた。
失って悲しいのはホントは目に見えないものかもしれない。