フジロック2日め。(詳細編)
さてさて、週末PCいじる暇なかったから、相変わらずマイペースな更新です。
2日めは唯一、午後からずっと雨が降ったりやんだりしていたRainy Day。
でも今までもそうだったけど、
ライブがはじまっちゃうと雨なんてさほど気にならないんだよ。むしろ夜は幻想的になったり。
一番嫌なのは、雨が降ると地面やゴミのにおいが強烈になることかな(´□`。)ゲロ
そんな2日めも、なんと朝は快晴!
こりゃ晴れるなって思ったから、長靴ではなく新品のスニーカーを履いて部屋をでた。。
山の天気は変わり易いってことを忘れてたよ。。。ふぅ
夜はよく寝たし、寝不足も解消できたようだ。
あとは体力をつけるため腹ごしらえ!
苗プリには恒例の朝食バイキングというものがあって
お値段は1600円。
私はすべてのおかずを食べつくす勢いで、和食洋食関係無しにお皿にとりまくって、
たらふく食べた。おいしかった。
特に、サケの塩焼きと海苔の佃煮がおいしかった。笑
私の泊まってた部屋からは入場ゲートまで人が並んで歩いていく光景がよく見えるんだけど、
2日めは早朝から昼までその大行列が途絶えることがなかった。
人・人・人。絶えず人が歩いてゆく。
「ああそうか・・レッチリだ・・」
今日は激しい一日になりそうだと思った。
そんなことを思いながら・・食べ終わるとのんびりと会場に向かうことにした。
<11時半くらい>
会場到着。
2日めの目玉はなんといってもソニックユース。大多数の人はレッチリだっただろう。
でも私はレッチリなどどうでもよかった。
一日目でモグとストロークスの次にフランツが目的って書いちゃったけど、ソニックユースだったよ。次は。
ソニックユースが見たかったんだ。フジで。
私のSONIC YOUTHライブ歴は浅いので今回でたった3回目。
絶対に最前列で見てやろうと決意。
まずはおなじみレッドマーキーへ。
The Fieldsというバンドがライブをしていた。
これも予備知識なしのバンド。
うーん。どんなだったか忘れた。
あっ、そうそう、金髪女性がボーカルのイギリスのバンド!
思い出すためレーベルサイトのURL を貼っておこう。
次はプライベートでも遭遇した
The Rifles(ライフルズ)
これは私の好みかも!名前の通り(?)ライフル銃をぶっぱなすような勢いのあるバンドだった!
これまたUKバンド。こんな人たち↓
あまり堪能できなかったから、いつか単独あったらいってみよう。
それにしても今年のフジはUK勢が豊富だった。いいことだ。
ちょうどこのバンドみてたときだったかなぁ。The Hivesのメンバー達がお揃いのTシャツ(爆)を着て
私の横をぞろぞろ歩いてレッドをでていったのは。
一瞬スタッフかと思ったよ。だってデブ、いや太った人がオーラなさすぎだから!
ハハハ。お腹触っとけばよかった。
ちなみに、午前のレッドマーキーのライブの合間はたいていこんな感じ。
1つのライブが終わったら皆出て行って、しばらくして次のバンド目当ての人たちがぼちぼちとやってくる。
ライフルズを端の方で見た後、
次が話題騒然Mystery Jetsだということに気づき、
最前列へ移動。
なんせ親子バンドなんて見るの初めてだったからワクワクしてたんだけど、
そんな衝撃的バンドではなかった。
面白いことといえば、一人でドラム・キーボード・タンバリンなどをまとめて担当してるメンバーがいることかな。(これが息子?)
(⇒ライブ動画×フジロックではない )
キーボードのパパはまだ50代だそうなのに、なんかヨボヨボ・・・。
ミック・ジャガーよりも老けて見えたよ。苦笑
Zoo Timeって曲が有名らしくZoo Time!Zoo Time!コールが起きていた。
良いバンドだとは思うけど、私としては微妙。単独は行かないだろう。
このバンドが終わる頃には、忘れてはならないThe Hivesがグリーンで演奏を始めていた!
ミステリージェッツを差し置いてさっさとハイヴスのために移動しておけばよかったと後悔している。
そのくらいこのあとのThe Hivesが楽しかったんだよ。
このときもう雨は降り始めてた。↓雨降ったらこんな感じになるんだよね。
ちょうどハイヴスのときの写真。スクリーン注目!
The Hives といえばオバカなお祭りバンドというイメージが強く
今まで見たいとは思いながらもライブに足を運ぶには到らなかった。
金髪にしてぐんとイケメン度が増したボーカル中心として
際どいデブといった個性的なメンバーが脇を固めた、ビジュアルだけでもお腹一杯になるようなバンドだ。
私が駆けつけたときにはもうライブは始まっていて、今から人ごみをかきわけてモッシュピットへ入るよりは
よく見渡せる後ろで眺めた方がいいだろうと思って真ん中へんでみた。。(前にもぐりこんでおけばよかったと後悔)
あー最高。
ものすごく面白い。すべてが。
こんな弾けたバンドはなかなかいないだろう。
メンバー全員で数分動きを止めてフリーズしてみたり
観客の中にダイブしてもみくちゃにされながら歌ってみたり。
とにかく挙動がウケる!それにつきる。
最前列あたりにいたらもっと堪能できたことだろう。
バカバカしいけど本当に面白くて一瞬も目が離せない。
エンターテイメント精神を心得ている。
それでいて演奏もうまい。
ノエリアムが気に入るだけのことはあるよ。
いやー笑った笑った。
このバンドにお礼を言いたい。
楽しませてくれてありがとう。
hivesが終わりかけた頃からモッシュピット目指してぐんぐん前へ前へ。
次の次のSonic Youthまでに最前列にいかねば。
待っててね!サーストン&リー!(←痛いヲタみたいだな)
で、なんとかこの時点で2列目まで行けた。
<16時半過ぎ>
雨は止む気配がないどころか徐々に激しくなっているようだ。
Sonic Youthまでには止んでくれますように・・・・・
と願いながら
KEN YOKOYAMA
というテンションの高い人。を適当に眺めた。というか周りがハイテンションだったので、あわせて体を揺らさざるを得なかった。
「誰だろうこれは。。まあいいや」と思いながら。
終わったあとのドサクサにまぎれて1/2のスペースにガッ!と入りこみ、最前列をなんとか確保。ホッ
<18:00が過ぎ・・>
ドキドキ・・もうすぐサーストンやキムが見れる。
雨は確実に弱まって、もう止むんじゃないか?って位までおさまってきた。
願いが半分通じた!
もうレインコートはいらない。脱いだ。
周囲のマナーの悪い喫煙者(他人が身動き取れない場でタバコすうな。バーカ)にむせたりしていたら
SONIC YOUTHが登場。
懐かしい顔ぶれだー。あーカコイイ。大好き(特にリー)
巨人サーストンはいつもどおりダボっとしたラフな格好で
キムは真っ白のランジェリー姿(!?)
ミニスカというかなんというか。。お尻がチラチラ除いてるの。セクシーー
私は女だけどキム姉さまの揺れる胸とパンチラ(笑)を
しかと観察しちゃった。うはは。
あの年であのスタイルを維持してるのがすごいね。
(ちなみにサーストン&キム夫妻と対照的なのがヨラテンゴのアイラ&ジョージア夫妻だと思う。
どっちも素敵だと思うけど、私は実は後者の方がLOVE。)
ライブの話に戻ると
一曲目は
Incinerateで
その後
Reena
↓
100%(うぉぉ)
と続いた。(→全セットリスト 。ちょっと短い?)
うぉ~たまらん。カコイイ!
キムはベースを弾いたり
くるくるくるくる踊ったり。妖精みたいだった。
ギターのノイズがたまらん。
途中、ふと気が付くとステージの袖に可愛い外国人の子供がいた。ニコニコしながら時折観客を観察していた。
もしかして・・・あれってお二人の子供?
真相は調べてないからわからないけども。
1つ不満だったのは最前列にいたとき周囲にソニックユースの大ファンらしき人がほとんどいなかったこと。
ついでに見てるか、次の次のレッチリの場所取りのために居座ってるような人たちが大半
ま、場所取りは私も人のこといえないからいいけど、
もう少し皆で盛り上がりたかったな。。
あと改めて思ったけど、SONIC YOUTHって大人向けの大人のバンドだ。
10代のガ・・お子様で良さが分かる人いたらすごいよ。(私も良さが分かったのはわずか2年前なのです。)
単独ライブあるといいなあ。
sonic youthが終わると私は即後ろへと走って逃げた。うかうかしてるとレッチリ目当てでモッシュピットになだれ込んでくる暴れん坊達にはばまれて、外に出られなくなってしまう恐れがあったからだ。
速攻で動いたためか、案外簡単に抜け出せた。
次のお目当てはKULA SHAKERだ。
私はCDでしかこのバンドをしらない。でも大のお気に入りのひとつのバンドだ。
貴重な再結成。今度いつ見れるかもわからない。
見ないわけには行かない。
私が唯一見たことがあるメンバーはジェイだ。
オアシスと共にツアーにまわったりしていたから。でも、そのJは今回いなかった。(理由は知らない。)
開始時間直前にレッドマーキーにもぐりこむと、
始まる前からものすごい熱気。異様な熱気。
「すごい。彼らを待ちわびているファンがこんなにたくさんいるんだ」
って感慨深いものを感じた。
今更最前列など到底いけないので、(最終的には入りきれない程の人が集結したらしい!)
端のわずかな隙間をぬって、なるべく前へいった。
しかしほとんどステージが見えない。ちょっとがっかりしたが、そんなことは結局どうでもよかった。
メンバーが登場すると、ものすごい歓声が沸き上がり、端っこのほうとはいえ真っ直ぐにたっていられないような
ウェーブ(?)が起こりはじめた。かろうじてメンバー達の顔がチラホラ見えた。
「あれがクリスピアンか・・・・」
初めて目にした中心人物、クリスピアンは派手な赤と黒の格好。
なんだこのバンドは。すごすぎる。
これは目で楽しむバンドじゃない。全身で音を体感するバンドなんだって分かった。
ゾクゾクした!(今思い出しても。)
ファンの大波に押され・押し返しし、一緒に跳びはねて音との一体化を楽しんだ。
みんなクーラ・シェイカーが大好き。私も大好きになった。
そんな場にいられるシアワセ。最高だったよ。ありがとう。
(⇒セットリスト)
⇒まだまだ続きます