血液の凝固点 | デフォルト-デフォルメ

血液の凝固点

飲み合わせの安全性が認められている痛み止めを、何種類か同時に摂取する。
頭の回転、体の機能が鈍る。その結果、痛みがなんとなく引いたように思える。
いつもより、よりマトモじゃない思考の時にどんな文章を書くのか興味があるので、
薬の成分の血中濃度が下がらないうちに実験を終わらせなくてはならない。
すでに誤字の嵐だ。台風の実況中継をさせられているアナウンサーみたい。
頭の中は、通訳が必要に思える、思考ともつかない何かで進行していく。
イメージはいくら文字で表そうったって、絶対に同じには伝わらない。
音は似たところまでのものは出せる。あれは周波数。
イメージはダメだ。これを似たとこまでなんて、説明しているうちに疲れて
83になってもうろくして死んでしまいそうだ。
彼(誰?)が言う。「なぜ君たちはテレパシーを使おうとしないのか?」
私は答える。「殺す時に同じ痛みを味わいたくないからです」
「それはエンパシーでも同じように働くのではないか?」
「心を自分のものだけと思いたいのです。そうして安心したいのです」
「安心とは孤独なのか?」
「いいえ。安心とは、充分な距離の上での意思の疎通です。近すぎると恐怖になります」

あ、ぬけちゃった。
面白いのになぁ、あのへろへろした感覚。
処方薬でラリれるんだから、安上がり。主治医には怒られるだろうけど。
起きてるのに夢見れる。
さて、痛みが引いているうちにご飯でも作るか。
包丁で手を切っても気がつかないんだよね、こういうときって。
水炊き、血だけにしないようにしなくちゃ。
火にかけたとして、血だから固まるんじゃないのか?
ブタの血のソーセージとかあるもんな。
問題は濃度か。そこまでの出血ならさすがに気づくだろう。
固まった血が上に灰汁みたいになってくれるなら、すくえばいいから気楽だし。
大いに実験してみようという気にはならないが。