夜寝る時はパウチとナイトバッグを繋いで寝ています。おかげさまで、夜トイレに起きることも、朝トイレに行かなきゃ、と思うことも全くなしです。なので、朝はダラダラしがちです。（不思議な感覚。）

今までのナイトバッグにまつわる問題点：

ナイトバッグの管をパジャマの裾から入れてパジャマのお腹のところまで出してパウチとつなぐので、夜、朝、管の脱着に手間がかかる。
脚の横にナイトバッグの管がずーっと沿ってるのでこの長いチューブとナイトバッグのチューブの途中にある採尿バルブ？がももに当たるのが不快なことが時々ある（どんなに方向を変えても上を向いてくれない！）
ナイトバッグをつなぐとパウチの一番下の部分がねじれる。夜中にパンパンとパウチを確認してパウチの排出口をひねってまっすぐに直して排出している自分がいた。（一番大きな問題点。）←パウチを右斜め下に向けて貼るようにしたら、大きな改善。でもまだ時々確認していました。
チューブをパジャマの裾から入れているので右のパジャマは膝まで捲り上げて、膝辺りから、横にチューブを落とすけど、この裾上げもなんか不快。
膝まで沿わせるとチューブの残りが短く、あまり動けない。
膝まで沿わせる分、太ももから膝まで、ナイトバッグのチューブが床に並行になっている部分が長いので、パウチのねじれと相まってうまく（重力で）流れていないのでは？と思うことも。。。

今までは、ねじれ防止には、脚にチューブを固定するバンドをWOCナースに2種類サンプルをもらって貼り付けていました。入院中や自宅療養中はいいけど、太もも前面にドーンとバンドがついていると、シリコンの高さで１センチ以上あるのでジーンズさえもはけません。一回貼ると１週間から10日くらいくっつきっぱなしで、この日だけ使いたい、というようなことはできず、あまり融通も利きません。（使い捨てればいいのかもしれませんが・・・。）

チューブを固定するために脚に貼り付けるシール。結構大きいです。↓

そんな悩みを以前書いたところ、せんさんとあきちんさんがパジャマに切れ込みを入れている、というとても目から鱗な情報をシェアしてくださったので、脚に貼っているバンドがはがれたタイミングで勇気を持ってやってみました。切れ目を入れたのは、ちょうどパウチの排出口の下くらい、立って手を自然に横にダラーんとした時に人差し指の第二関節が当たるくらいのところ、太ももの付け根から下10−１５センチくらいのところです。（私は今はパウチをまっすぐ下ではなくて右斜め下に向けてつけています。）

なーんと、とても快適ではないですか。

ナイトバッグのチューブは穴の外で脱着できるので、パジャマの下をくぐらせることなくつけやすい、外しやすい
チューブが床下に流れるまでの距離が短くなった分、寝ている時にも劇的に自由度が高くなりました。今までは左に寝返りは打てませんでしたが、少しだけできるようになりました。
パジャマの下で管が太ももにくっついていることも無く、快適。
パウチの排出口を微妙に穴から出すことによってねじれも改善しました✌️

良いことづくめでした🎊ありがとう！！

長期的にみたらこの穴、ボタンホールみたいに繕ったほうがいいのかな？と思い始めました。私のパジャマはコットン2セット、シルク4セット。汗かきなのと、着心地の良さでシルクを中心にローテーションしていました。（コットンはどちらかというと洗濯が間に合わなかった時用のバックアップ。）今回は綿のパジャマにハサミを入れましたが、シルクはやっぱり縫わないとこの先もたなさそう・・・。パンデミック中に買ったミシンをまた引っ張り出すか、考え中です。

この話題、BCAN（米国膀胱癌患者団体）の女性患者の次回バーチャルミーティングの議題として挙げさせてもらっていました。このトピックに触れられるかどうかはわかりませんが、もし、他の方の工夫で面白いものがあったらこちらでもシェアさせていただこうと思います😊

関係ないけど、オストミー装具一式1ヶ月分、コロプラストと病院でもらったサンプルで、この先1ヶ月は大丈夫になりました。クローゼットの引き出し1つをオストミー装具用にひとまず変えてみました。将来は、小さなワゴンカートにしばらく使う分を持ち運びできるようにしようかなと思いますが、多分入り切らないので、やっぱりこのタンスの引き出しには引き続き活用してもらうことになるかな？？

ナイトバッグ用にパジャマに切り込みを入れてみた