今日は食事中にたまたまNHKのクローズアップ現代がついてて、観てました。
私今までテレビって全然観なかったから知らなかったけど、面白いですね。
今日は「The Cove」についてでした。
つい数日前に上映開始された映画らしいです。
アカデミー賞とか数多くの映画祭で受賞をしたドキュメンタリー映画とのことです。
何についてのドキュメンタリーかというと、イルカ漁についてです。
和歌山県大地町の漁師たちは昔からイルカ漁をしているらしいですね。
制作者はあのシーシェパードです。
想像に難くないですが、イルカ漁反対というメッセージを発信する目的のものだそうです。
日本では上映中止の運動が展開されたため、6つくらいの映画館でしか上映していないようです。
私はこの映画を観ていないのですが、この番組をみての印象としては、シーシェパード側が一方的に優位だなーというかんじでした。
視聴者にイルカ漁がとても残酷だという心証を与えるものとして、とても優れた映画を創ることができたようです。
一部著しい誇張があったり、事実誤認(制作者側に有利な情報が事実として書かれていたがそれは誤っていた)などがあったりと、「ドキュメンタリー映画」といっていいのか、というそもそもの問題もないとはいえないものだそうですが。まあそれはおいといて。
それぞれ主張があるわけで、それを一概にどちらが正しいかなんて言えないわけですが
上述のとおり賞をけっこうもらった映画らしく、ハリウッド映画のように懲悪的な感じで表現をしているようで、ただでさえ映画というのは説得力のある情報伝達手段だと思うので、大地町の漁師たちはかなりの困難に突き当たることでしょう。
実際に、映画を観た日本人からもイルカ漁断固反対というメッセージが大量に寄せられているそうです。
この番組では、本日のゲストであるノンフィクション作家の方が、「漁師の方からも、自分たちの主張を世界に表明するために映画を製作するなりなんなりしてほしい」と言って締めくくっていました。
まあ確かに漁師の方々からもはっきりと言い分を主張しないと、シーシェパードのまさに望む展開になるわけです。
私はこの番組の取材に応じていた漁師の方のお話するのをみて、そんなに大規模でもないようですし伝統的な食文化の一つとして全然問題なさそうだなーと思いました。
ちょっと感情的に反論しますと、動物を殺して肉を食べる文化って主にそちらの国のものではないのですか?ってかんじです。
まあ私も普段魚も肉も食べてるわけで何も言えないのですが。
漁師の方たちは経済的にも規模的にも圧倒的に不利ですね。
映画撮るにしても時間やお金や人手や技術が必要なわけで。
出来も良くなければ多くの人の目にも触れないわけで。あ、でもこれだけ話題になっている流れだったら注目されますね。
私は心情的に漁師の方たちを応援していますが。
にしても今日国際政治のゼミを終えて帰ってきてのこのドキュメンタリー、という流れだったわけですが、
ちょうどゼミで国際NGOについて文献を読んで議論してまして、
NGOや学生運動が社会に大きな影響を与えるケースがある、という話にもなりました。
実際にこの映画でもそれが実現されているわけですよね。
このグローバル化の流れの中で、世論を動かすためにはメディアはものすごく影響力をもつし、この映画の出来も良いみたいで技術的なものもすごく大事なんだなーって思いました。
今日も早く寝て明日早く起きようっと。