関西の人なら1月10日の十日えびす、
関東の人なら10月20日または

 

11月20日のえびす講でおなじみの

えびす宮総本社である

西宮神社なのですが、

私は建築や不動産の仕事をしている

関係上かなり以前から不思議に

思っていたことが有りました。


それは、西宮神社の敷地が

北東と南西つまり鬼門と裏鬼門

が大きくえぐられた形と

なっているのです。


このような話をすると、京都にある

京都御所には猿が辻といって

 

鬼門の鬼を封じ込めるためわざと

凹ませている箇所があるのですが、

それにしてもこちら(西宮)の方は

大きすぎます。


そこでこのブログを書いている

のが10月20日のえびす講の日で


西宮神社では旬祭があり、今月

いっぱいまで今と昔パネル展が

 

開かれており、お祭りに参列させて

頂いた後、直接神社の歴史に

詳しい方に訊いてみました。

結論から申しますと、神社としては
特に鬼門とか裏鬼門というのは

 

意識していないとの事で、なぜ

そのような土地の形になった


のか、その経緯も把握していない

とのことでした。

裏鬼門の欠けは成田山円満寺

となっているのでもしかしたら、

 

もともと一緒だったのが

神仏分離令が出されたときに

分けられたものなのか、

 

との疑問にもそのような記録は無く
もともと分かれており、

神仏分離令の時は
今現在一番奥にあるお社が昔、

「阿弥陀堂」
だったのが、分離令で

「大国主西神社」
になったとのことです。


また、同一敷地内に宇賀魂神社と

神明神社という名称で稲荷社が

2つあるのですが、

これについては、宇賀魂神社の方が
昔から有り、

明治6年神明神社が当地に

移されたそうです。


あと、もう一点が

ご本殿には向かって右から

えびす大神

アマテラスと大国主

スサノオ


が祀られているのですが

なぜここにスサノオなのでしょうか?


神社の公式HPには兄弟神で

あることが記載されているに

とどまっていますが、

イザナギ、イザナミ神からは

他にも沢山生まれています。

これについても、古くからそう

なっており経緯は不明

とのことでした。


以前のブログ(動画)でも

スサノオは古代ヘブライ語

であり、外来語、つまり発音が

先なので漢字が沢山ある・・

と説明しました。

これはエビスも同様で、


エビスについては、旧約聖書に

「エブス人」
という記述が多数ありますが、

えべっさんの神話自体、

海で漁師さんに拾われたなどと

 

海外から来た神様であることを

示唆しております。


もちろん、これだけではエブスと

エビスが同じルーツであるとは

言い切れませんが
ひとつの仮説としてもよいと思われます。

 

↓↓以前のイナリ神の説明動画 

https://youtu.be/fufwa99qCNI

 

↓↓スサノオとエビスの当て字説明 

https://youtu.be/ebfV_z4CCco