今週月曜日の日経平均は小幅に続伸して、前週末比56円79銭高の2万1835円53銭で取引を終了しました。
その前の土曜日にアメリカがシリアを攻撃したとの報道があり、誰もが「月曜日は窓開けになるだろう」と思っていました。
ところがシリア攻撃は「今回の1度限りで限定的」との見方が市場では広がり、過度の警戒感が後退、窓開けどころか少し高めで皆びっくりしたのではないでしょうか。
ただ、デンマークに本社があるサクソバンク証券のチャートが月曜日の朝3時ころから動いているのですが、その時間で見ると窓開けではじまり、日本の証券会社のチャートが動き出す朝6時前後には埋まっている・・という動きでした。
私はちょうどその時間、シリアの隣国であるトルコリラを見ていました。
ただしトルコリラ円(TRY/JPY)はさすがにその時間帯は全く稼働しておらず、一般的には馴染みのないトルコリラ・デンマーククローネ(TRY/DKK)が下に窓を開け、すぐに窓を埋めて戻していました。
その窓を開けた下げ率から単純にトルコリラ円に換算すると25円半ばくらいまで一旦下げた計算になります。
ただ、日本の証券会社のチャートが動き出すころにはすでに戻っていましたので何事もなかったかのように見えたのです。
一方で、内閣支持率急低下を嫌気し、日経平均は下げに転じる場面もありました。
火曜日の日経平均は3営業日続伸しましたが日米首脳会談を控え様子見ムードが漂う展開でした。
水曜日の日経平均は4営業日続伸。
前日の米ナスダック指数上昇や米政府高官と北朝鮮の金委員長が平壌で会談したと報じられたことから、リスク選好ムードが漂い幅広い銘柄に買いが先行となりました。
木曜日の日経平均は5日続伸。
日米首脳会談が無難に終了したことで買い戻しが入る一方で、大引けにかけては政局不安を懸念した断続的な売りが海外勢から観測され上げ幅を急速に縮小させました。
金曜日の日経平均は6日ぶりの小幅反落となりましたが、為替の方は円安に進んだこともありプラスに転じる場面があったものの5日間で530円以上上昇した反発もあり小幅安で取引を終了しました。
ということでランドホーム住居系リート平均(LR平均)ですが
前週比533円高い
164,350円でした
そろそろ弊社最新鋭のチャート表示システム(笑)が満杯になります。

ブログは前回より3週間開きましたがチャートはキチンと1週間毎に表示されています。
LR平均はもともと実物不動産との相関関係を見るため算出していますが、実物不動産の方が1週間ごとに価格指標が発表される・・ということはありませんので、以前にも書きましたように本当は3カ月足くらいでちょうど良い位かなと思っており、チャートが満杯になるのを機に徐々にですがそれに近づけていこうと思います。